「豆玉」@徳島のお好み焼
地元民お勧めのラーメンと豆玉が両方食べられる店(お好みがあるのは斎田店のみ)、またしても定休日だったので(火曜日に行きがち)、グーグル先生が教えてくれた「地元で人気の老舗」店へ。
★はやしのお好み焼き
徳島市南内町1丁目30
11:00 - 21:00
日曜定休
ちなみに、「豆玉」のことを教えてくれた地元出身しのんちゃんは、この店のことは知らないって。地域が違うのかな?
コロナで営業情報が変わってる可能性があるので、事前に電話で確認して、ついでに予約して行った。ホントに人気店みたいで、ひっきりなしに電話が鳴ってた。時間指定のテイクアウトが多いみたいで、店内はべつに満席とかではないのに、鉄板は常にフル稼働。3名の焼き手さんがすごい勢いで焼き続けてた。
広島出身のフクちゃん曰く、広島でも、お好み焼きは、近所のお店に電話で注文して、受け取りに行って自宅で食べるのが主流なのだとか。店ではあまり食べないらしい。コロナ禍ではいいスタイルだと思うけど…
で、コチラでは、お店のポスターにも書かれている「地元名物」の「豆天玉」を注文。
「豆」「天ぷら」「玉子」入りのお好み焼き、のことらしい。
「豆」は、こんなやつ… たまたまにゃみ家で煮豆が……
けど、ホンマにこんなのがお好み焼きに入ってた。「天」は、エビ入りのかき揚げ?どん兵衛に入ってるみたいな、丸い衣がメインの天ぷらっぽいものを乗せてた。
丸く焼いたお好み焼きを、テイクアウト用に二つ折りにして経木のフネに入れて包んでるのを見てたんだけど、イートインでもまさかの二つ折りで到着…なぜ。 そしてデカい…
広島のお好み焼きと似てて、最初にシャバシャバの薄い生地をクレープみたいに鉄板上に伸ばして、魚粉を振って、キャベツを山盛り乗せる。その上に卵を割入れて、具材を散らして、またシャバシャバの生地をかけて、じっくり焼き上げる。
そしてひっくり返したら、こてで力いっぱいぎゅーぎゅー押してた。
フクちゃん曰く、広島では押さえるための専用の鉄板もあるらしい。
ただ、広島スタイルでは、卵はあとから横に割り落として少し加熱し、その上にひっくり返したお好み焼きを乗せるので、ちょっとだけ手順が違う。
粉はかなり薄そうだったけど、食べたらモチモチでけっこう粉感がある。そして、甘い煮豆が不思議な味わい…
とくに違和感はなくて、前半はそれなりに美味しいなぁと思ったけど、ボリュームがすごいため、後半は甘さがちょっときつかった。
せっかく四人いたんだから、豆玉はひとつにして、いろんなものをシェアすればよかった。焼うどんとかも美味しそうだったのに。
誰がお好み焼きに煮豆を入れようと思いついたんやろ。そして、どうしてそれが食文化?として定着したんやろ。
美味しかったけど、謎は謎のままで解決しなかったのである。
ちなみに、コレのことを教えてくれたしのんちゃんは、自分では食べないらしい。
そして、この店でも、豆玉を食べてるのはどっから見ても観光客の私たちだけ。地元民は誰も注文してなかった。
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