« 高山植物の楽園「入笠山」 | トップページ | 勘違い徘徊の巻 »

入笠山「マナスル山荘本館」

入笠山の「マナスル山荘本館」。
Dsc06721
築60年ほど?の古い建物だけど、ホスピタリティ溢れる小屋で、料理の美味しさには定評がある。

Dsc06758
談話室には、たくさんの本がある。けっこうレアな山の本も… 本のチョイスがとても好き。

食事は、繁忙期は2食付きで夕食はバイキング形式になるのだけど、「平日」だと、アラカルトから好きなメニューを選べる。
メインは、絶品と評判の名物ビーフシチュー、牛溶岩焼きステーキ、低温調理の県産豚ロースのポークソテー、自家製ローストポーク、信州サーモンなど。酒飲みさんなら、酒のアテ的なものだけというチョイスもある。以下はそんな感じ。
Dsc06766_20220523214101
極にゃみ的には、大人気のビーフシチューはいらんので、草食系メニューをチョイス。富士見町の豆腐店両国屋さんの豆腐に、自家製ラー油をかけた冷ややっこがとても美味。薄揚げに具を詰めてカリっと焼いたものも食べたけど、それも美味しかった。野菜は八ヶ岳の高原野菜。
Dsc06769
定番メニューのほかに、季節メニューもあって、この日は春らしく、タラの芽の天ぷらがあった。アスパラと塩イカまでついたゴージャスな一皿で、カリっとした衣も中身も美味しかった。ご飯、味噌汁、ミニサラダという「ごはんセット」をつけて、定食風にしてみた。味噌はもちろん信州みそ。野菜がたっぷり入った味噌汁は食べ応えもあって美味。コメは安曇野米で、水がよいせいもあると思うのだが、ごはんがめっちゃ美味しかった。地元産にこだわり、よい食材を厳選されていると思う。
Dsc06775_20220523214701
宿泊者はコーヒー・紅茶・ハーブティーなどがフリー。コーヒーはデロンギのコーヒーメーカーで淹れるかなり本格的なやつ。夕食にデザートがついてたので、マサカの夜のコーヒー(基本的に夜はアルコール以外は飲まない)をいただいてしまった。
ノンカフェインのハーブティ、和紅茶も用意されていて、いずれもかなりいいものを使っておられる。そして、水がよいので、どれもホントに美味しい。

そして、朝ごはん。この日は洋風スタイルで、和食の日もあるみたい。
Dsc06806_20220523214701
高原野菜のサラダ、卵料理2種、ハム、季節のスープ、諏訪の老舗のパン(昔懐かしい、ポンと飛び出すトースターで焼く)、ヨーグルト、ジャム、八ヶ岳山麓のミルク、信州りんごのジュース。美味しくてたっぷりで大満足、ごきげんな朝ごはんだった。

いちばん感動したのは、日没後に実施されるナイトツアー。山荘の近くで、20分程度の短いプログラムだけど、山歴40年以上、長年山小屋で働き、救助経験もあり、気象予報士でもあるご主人のお話はとても楽しかった。夜行バスでほとんど眠れず、超絶眠かったので、参加せずに寝てしまおうかとも思っていたのだけど、参加してホントによかった。星空が見られなかったのが残念で、ぜったいまた行きたい。

というワケで、自分が行きたいという理由で、マナスル山荘にお泊りする1泊2日の入笠山ツアーをやります。

いい時期、そして混まない時期を選んで年間で何度か企画します。
第一弾は今月末の30-31日。いきなり・ド平日・月末、と条件はサイアクなので、行ける人はレアだと思うけど、決行。日本スズランがそろそろ咲きそうだし、ズミ、サンリンソウなども…

次は7月中旬、9月中旬、そして10月中旬。すべて混雑がなく、ゆったりできる平日企画です。たぶん、積雪期にも行きます。
もし、行けそう・行きたい、方がおられたらご連絡くださいね(リアル知ってる方限定です)。

|

« 高山植物の楽園「入笠山」 | トップページ | 勘違い徘徊の巻 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 高山植物の楽園「入笠山」 | トップページ | 勘違い徘徊の巻 »