来月の仕込み→いけだ薪能

明日が集合案内締切の来月の講座、コースの直前確認へ。

アプローチでちと苦戦。駅から、「この道楽しそうやん」と元々の想定と違う道へ突撃してみたら、ぜんっぜんダメ…

いろいろと進路を阻まれ、山に入れそうな場所がことごとくフェンスやガケ。さんざんうろうろした挙句に結局振出しへ戻～る…など。
住宅街の急坂を小一時間も無駄に登ったり下りたり。疲れた。。。

そこからはへんな冒険心を出さずに、ノーマルなコースをサクサクと。
ひとまわりして、下山してから、往路未確認の部分をも一度サクッと踏査して、夜の部へ。
いけだ市民文化振興財団主催の「いけだ薪能」。ご招待券が2枚あったので、umeちゃんお誘いしてご一緒いただいた。

2年ぶりの開催とのことで、たくさんの人々が…。
開始前の30分、地元・池田児童文化センターの「能クラブ」の子どもたちによる連吟、仕舞、太鼓の披露。たどたどしいながらも一生懸命な姿がとても可愛らしくてよかった。それにしてもお師匠さんはすごい。太鼓のときに、横に座って調子をとっておられたのだが、座ってるだけでたたずまいが違うというのが素人目にもわかる。

本編は、仕舞をはさんで、半能「田村」、狂言「因幡堂」、能「鉄輪」。
狂言のあとに火入れ式。イシンのサウナ市長のあとに就任された滝沢智子市長が、美しい和服姿で登場。大阪府では初の女性市長らしい。
40歳。若い首長、いいんじゃないか。兵庫では、尼崎市、芦屋市、宝塚市が女性市長だけどな。
鉄輪の途中から完全に日が暮れて、夜空に浮かび上がる池田城をバックに、幽玄な世界を楽しんだ。

それにしても日没前からとても寒くて、クーラーボックスにビールか何かをしこたま持って来てる方とかもおられたけど、進まなかったのでは。売店が出て氷水で冷やしたビールも売ってたけど、とても買う気にはならなかった。後半、スタッフが使い捨てカイロを売り歩いてた。急遽仕入れに行ったんじゃないかな。
今年はラニーニャで暑くなるそうだけど、今のところ例年に比べて低温で推移しているように感じる。