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「ポイズンリムーバー」について。

昨日のエントリでちらっと書いた「ポイズンリムーバー」について。
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毒虫などに刺された時に、皮膚に注入される有害な物質を吸引除去するツール。私がいつも携行しているのは「SAWYER PRODUCTS」の「THE EXTRACTOR」という製品。デカくてかさばるんだけど…

注射器のような形状のもので、いろいろな部位に使えるように、吸引カップが4種類。強烈な陰圧にして、毒を吸い出す仕組みになっている。

このツールに関しては、数年前から「意味がない」と言う話が出て来ていて、どうだかなぁと思ってた。
最近では、「まだやっていたらちょっと恥ずかしい」とまで書かれているサイトもある。

否定説に関しては、救急医療の世界的権威「アメリカ心臓協会」と「アメリカ赤十字社」が効果を否定している、というのが根拠。だが、そこで否定されているのは、ヘビ咬傷のケースについて(ココ)。元サイトはえーごなので、極にゃみ的には、1行たりとも読んでないのだが、解説してる人によると、虫刺されのことはとくに言及されていないようだ(知らんけど)。

虫刺され被害のベテラン?極にゃみ的には、何度も使っていて、
「刺されて(咬まれて)すぐに吸引すれば症状が軽くてすむ」という実感がある。
web上でも、経験から同様のことが書かれているサイトもある。
このサイトでは、「現場で行われていることが最先端であり、それを検証するためにエビデンスはあります。効果があると思われているものは積極的に使用しましょう」と書かれていて、極にゃみ的には、激しく同意する。

おそらく、毒蛇咬傷のような、ハイリスクで緊急度の高いケースでは、吸引処置をするよりは、一刻も早く医療に引き継ぐことが重要、ということではないかと。ポイズンリムーバーの効果そのものを否定するものではないのだと思う。
体内に注入された毒は、すぐに吸引すれば、放置するよりは被害が少なくなるのは当然。
ただ、有害成分が吸収されて、炎症を起こしたりアナフィラキシー反応を起こしたりというのは、短時間で進行するから、時間が経ってからではあまり意味がない。

極にゃみ的には、エマージェンシーキットの中に入れて携行しているのだが、リスクが高いとき(や、場所)にはすぐに出せるようにしておくべきかもしれない。
となると、12gと軽くてコンパクトな「Dr.Hessel」とかを、常時サコッシュにブラ下げとくのがいいのかなぁ。

でも、「剃刀」がセットされてることは案外重要で、毛が生えてる場所は除去しないと吸引できない。
ちょい前に、講座の時にとある方ががハチに刺されたことがある。吸引しようかと思ったけど、患部が頭部で、さすがに女性の髪をいきなり剃るということもできず…。すぐに119番通報して、救急車に引き継いで、結果的に大事にならずに済んだのだけど。虫さされもバカにはできない。ハチ毒のアナフィラキシーだと、吸引すれば大丈夫、ってコトにはならないと思うので、救急要請がやっぱり最優先かなぁ。

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