やっぱり異常気象…
まったく涼しくない。と、ゆーか、暑すぎる。
明日は二十四節気の「処暑」。暑さがやむ日、ということだけど、まだとうぶん暑そう。
思えば、梅雨入りしたと思ったらあっという間に明けてしまって、6月下旬から7月上旬が異常な暑さだった。
その後、猛暑は少し落ち着いたものの、ゲリラな豪雨があちこちで降り、多くの被害をもたらした。
例年なら太平洋高気圧が張り出して、安定した晴天が続く時期に、停滞前線が居座って、不安定な天候続きで今に至る。
6月にヨーロッパで熱波を引き起こした偏西風のうねりが伝播して、東アジア上空の亜熱帯ジェット気流も蛇行。高気圧の二階建て状態になったために猛暑となったそうで、気象庁の検討会の発表でついに「異常気象」という言葉が出た。
で、そもそも、やっぱり、地球は温暖化してるでしょ。
『ハチドリのひとしずく』という絵本を紹介したのはもう15年も前。
“今からでも遅くない”のか、もうすでに引き返せない転換点を超えてしまっているのかはわからないけど、この先もこの地球で生きていかねばならない次の世代のためにも、できることを粛々とやっていくしかない。
ポトリ、ポトリ。
できるだけマイカーではなく公共交通を。
乗るなら、せめてアイドリングは最低限にし、むだな加速、急発進急ブレーキを避ける。
可能なら、電車やバス。
そして、健康な人は、なるべく歩く。
ペットボトル飲料をなるべく買わない。
使い捨てや寿命の短いプラ製品をなるべく買わない。
使い捨ての乾電池で動くものをなるべく使わない。
ハンディ扇風機を持って歩いてる人を見るといつも思う。
それ、顔の前でじーっと持ってるのと、うちわであおぐのと、どれだけ労力が違うと言うのか。
乾電池を消費するほどの価値があるとは私には思えない。
そもそも、うちわや扇子を動かすことすら厭うような生活習慣、身体に悪いやろ。
ポトリ、ポトリ、
身体を動かして、自分も環境も、少しでも健康に… しません?
今世紀末までの気温の上昇、産業革命前と比較して、+1.5℃までに抑えないと、生態系や地球環境にとって取り返しのつかない事態になると言われている。Co2の削減はもう待ったなしの状況。手遅れかもしれないけど、できることを粛々と。
(もう無理なんだから座して死を待つ、というのは個人の命ならアリだと思うけど、地球は、今生きている人たちだけのものじゃないから)
| 固定リンク
コメント