“何もしなかった夏” …最悪の夏

「行動制限のない夏」、「何もしない夏」の結果がコレ。

夏休みが始まって、全国に感染が広がって第七波爆発。最初の頃からすると、信じられないほどの増加となってる。
人口あたりの死者数は先進国最悪レベル。昨日一日で220人が亡くなった。けど、もはやこの国の政府は何もしない。

「ウィズコロナ」か「ゼロコロナ」か、という議論はずいぶん前からあるけど、今やそういう議論をするでもなく、なし崩しにウィズになりつつあるのが現実。
いまだかつてないレベルの感染者数をたたき出した第七波だけど、岸田政権は見事になんにもしなかった。行動制限どころか、PCR検査体制を拡充する気配もなく、全数把握もついにあきらめた。
二類相当から五類へという議論は、まともに行われないまま、実質的にしれーっと五類相当？

人々も、もうあまり気にしないモードになってる気がする。街にはふつうに喧騒が帰ってきた。

「オミクロン株はほとんどが軽症だし、もうええんとちゃう？」的な空気を感じるけど、怖い話はたくさんあってだな…。ケンタウロスの足音もひたひたと…

米ワシントン大などの研究チームが10日、英医学誌「ランセット」に発表した論文によると、「コロナの影響は見かけよりも破壊的。世界で最も多い死因の一つだった可能性がある」とのこと。
厚生労働省の公式発表コロナ死者「1万8400人」に対し、推計は11万人と6倍。既往症を悪化させて亡くなった高齢者などが相当数カウントされていないとか。

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それから、先日もちらっと書いたけど、後遺症で苦しむ人がかなりいること。
倦怠感、頭痛、息切れ・動悸、味覚障害・嗅覚障害、脱毛などさまざまな症状が長く続き、若い人も少なくない。
そして、オソロシイのが “ブレインフォグ”。注意力、記憶力、情報処理速度が落ちて、実行機能が欠如する。まったく仕事にならないらしい…

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“ウィズ”はまだまだ無理だと思う。
なのに、待機期間の短縮、みなし陽性…。わけのわからないことばかり。これからはコロナで死んでもカウントされなくて、ますます全容はわからなくなる。オミクロンBA.2.75株（通称ケンタウロス）は、過去のどの変異株よりも感染しやすくて、ワクチン効果も低い可能性が指摘されてますけど。

入国制限を緩和して、あれだけ失敗したＧo Toをまたやるとか、ほぼほぼ意味不明。ケンタウロスどうすんの…

中国人観光客にたくさん来てほしいし、オトモダチに儲けさせてあげたいし、ですか。あべさんいなくなっても、同じことを継承するんですかね。まさかと思うけど、日本人を憎んでる壺の教祖様のご託宣だったりとか……　？