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奴らがそろそろタネを撒き散らす季節…

8月頃、あちこちで爆発的に増えてるコレ。外来種の白いユリ。
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極にゃみ的には、なぜだか侵略的な外来種が気になって仕方ないのだが、そろそろこいつが結実してきている。

6年前の秋にも一度書いてるけど(画像はそこからの流用)、ひとつの花から1000粒以上ものタネができて、さやがはじけると風に乗って遠くまで飛んでいく。だから、高速道路脇などでものすごく増える。そろそろこんな感じでタネが育ってます。
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できたら、飛散するまえに、摘み取ってもらえないだろうか。緊急対応で駆除を始めた地域も出てきているが、タネが飛散するこの時期に目につくものだけでも摘み取れば、拡散を少しでも減らせるはず。多年草で、地下の根茎を除去しないと完全駆除にはならないのだけど…(できたら抜き去るのがよいと思う)

日本の在来種で、近年分布が減っている「ササユリ」が、発芽から開花まで平均7年かかるのと比べ、こいつら(タカサゴユリ、あるいはシンテッポウユリ)は条件がよければ6か月で開花する。温暖な地域から来たのに、真冬に咲いていることもある。オソロシイほどの生命力。

被害が広がる前に、できたらタネの散布を食い止めたい。
★「その植物を見つけたら抜いてください タカサゴユリ」…ココ!

極にゃみ的には、べつに右翼的な思想の持主ではないんだけど(笑)、日本の在来種が圧倒的な生命力を持つ外来種に駆逐されたり、交雑して遺伝子がかく乱するのがなんだかつらくて仕方ない。
初夏の「オオキンケイギク」も、誰に頼まれたわけでもないのに、毎年熱中症になりながら河原などで駆除作戦を展開している。なんでこんなにつらくてめんどくさいことをやらずにいられないのか不思議なんだけど、もしや…?
外来種に駆逐されている植物たちの精霊に使役されてるんだろうか?

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