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『サウナのトリセツ』

「サ活」「ととのう」などのワードがトレンドの昨今。
Torisethu_souna極にゃみ的にも、ナニゲにサウナに行く機会が増えてるのだけど、どういう入り方がよいのか、諸説があって、よくわからない。業務で、面白いサウナのある施設を調べてることもあり、基礎知識を得ておきたい。ってコトで、目についた本を読んでみた。

『サウナのトリセツ』
小林弘幸 著
学研プラス 刊
2021年9月 初版発行


自律神経研究の第一人者で、日本体育協会の公認スポーツドクターでもある著者は、サウナ歴3年。ある日急にハマって以来、ほぼ毎日サウナに入るそうで、その中での気づきをまとめた一冊となっている。入門書としてこの本が超お勧め、というワケではないんだけど(いろいろ読んでるわけじゃないから)、いい感じでまとまってる一冊。

「入り方」に関しては、個人差があるので、〇℃で〇分、が正しい、というものはないようだ。
そして、この著者による結論は、
・サウナとは「血管の筋トレ」である
・健康とは「血流がいいこと」

サウナによって血流がよくなる
→血管と自律神経が鍛えられる
→動脈硬化、毛細血管のゴースト化などを予防

サウナによって腸があたたまる
→オキシトシンが分泌されて多幸感が得られる
→免疫系の司令塔である腸が元気になることで免疫力がアップ

サウナの入り方は人それぞれでいい
→著者は、7分→水シャワー→休憩 を数セット。
でも、5分がいい人もいれば、3分でいい人もいる。
「がまん」は必要ない。気持ちいいと思えることが大事。

サウナ瞑想のすすめ
→最終回に3分間の瞑想。副交感神経の働きを高める瞑想を最後に行うことで、自律神経のバランスがさらに“ととのう”

自律神経を整えるには入浴も効果が高いが、短時間で全身が温まるサウナの方がより効果的で、水シャワー、冷水浴がポイント。その後の休憩も大切。

サウナに入るタイミングは、朝と夕方がベスト
→自律神経の日内変動が起きるタイミングに合わせるのが合理的

サウナの中で、呼吸法が重要
→「小林式3・6呼吸法」
 3秒間鼻からゆっくり息を吸う
 6秒かけて口からゆっくり息を吐く
※腹式呼吸

サウナストレッチのすすめ
→じっと耐えているより、周囲のじゃまにならない範囲でストレッチを。
・両手を頭上で交差させて、左右、前に動かす、回転させる
・左右に身体をねじる、
・顔の前で両手を合わせた姿勢から、左右に開いて肩甲骨を開く
・首を回す
・肩を回す
・腸をもむ  など。

とりあえず、サウナはいろいろと健康効果が高い。そして、好きなスタイルで入ればいい。
毎日が理想的、と書いてあるけど、そんなことはムリなので、行ける範囲で行ってみよー。

自律神経失調症気味と指摘されたことのある極にゃみ的には、サウナはよいかも。

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