神島の絶品お魚三昧
年末の島旅初日に魚が美味しい神島でいただいた、お魚三昧。
まずは到着してすぐいただいた、お昼ごはんの「タコ飯定食」。
船着き場から細い路地を入った坂の途中にある、レトロ感満載のお宿。
ほかに食堂らしき店も見当たらず、宿泊の予約をしているコチラでお昼ごはんをいただくことにしたのであった。
★山海荘
本当は昼食は事前予約制みたいなんだけど、何かできますか、と聞いてみたら、
「今からご飯をしかけるから、30分ほど待ってもらえるならできます」と言うことでお願いした。もしかすると、宿泊予約をしてるからOKだったのかもしれない。
「お部屋で待っててください」と。
じっとしててもしょうがないので、お散歩に出て、集落をうろうろしてから30分後に戻ってきた。
おおぶりのお椀によそわれた潮汁と、おひつごと提供される炊き立てのタコ飯、少々の副菜。
見た感じはとても質素な御膳なのだけど、ひとつひとつが感動的に美味しかった。
潮汁に入ってるお魚が何なのか聞くのを忘れたけど、ごく薄い塩味だけの汁がうっとりするほど美味。タコ飯のしっかりした旨味も素晴らしくて、二人でおひつを空にしてしまった。
お宿の夕食はもちろんお魚尽くし。
宿泊料はお料理によって8段階? 量が食べられない中高年呑み助的には、一番安い8000円でお願いした。
量は少なめなんだけど、結果的にこれで充分だった。隣のテーブルには、煮魚2種、船盛りみたいなすごいお刺身もついてて、とても食べきれる気がしない量の料理が並んでた。(アラフォーくらいの男性だったけど、「食べきれる気がしないんですけど…」と当惑してた。)
朝ごはんも素朴だけど絶品。味噌汁の出汁が超絶美味。葱とわかめ少々のシンプルな味噌汁なんだけど、伊勢海老のしっぽがどーんと入ってて、めっちゃエエ出汁。
身もけっこうしっかりついてた。しらすも感動的に美味しかった。思わず帰りに買って帰ろうと思った。
建物は古いし、お風呂も狭いし、部屋に鍵はかからないし(貴重品用の金庫はある)、トイレも共用だし、民宿みたいですべてが質素なんだけど、とにかく魚が美味しかった。豪華さとか贅沢さとか洗練されたおもてなしとかは私には必要ないし、この雰囲気は割と好き。また泊まりに来たい。
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