ハリボテインゴット商法
“丸つけ”ってナニ?と思いつつ、ガラポン引いたら、黄色い玉が出た。
おねえさんは
「わー!あたりです!!おめでとうございます!」と叫びながらカネをガランガランと鳴らし、ど派手な金色の箱をくれた。
で、「丸つけ」担当のおにいさんに身柄を引き渡された。
おにいさん、紙を片手に
「携帯はナニをお使いですか?」
「ドコモのiPhone」
「機種は?」
「14」
「毎月の通信費はいくらくらいですか?」
「キャリア払いと合算だから知らん」
「ケータイで見れますよ。マイドコモを開いてもらって…」
…なぜかログインできなくて、料金不明。
あきらめたおにいさん、
「ドコモ、高いでしょう?ドコモがもうけてるの、腹立ちません?」
…唐突なフリやな。腹が立つ?どゆコト?
「5000円くらい安くなるかもしれませんよ」
「テザリングでパソコン作業することはまーまーあるけど、動画とか見ないし、そんなに使ってるかなぁ?」
「3000円くらいかも…」
…テキトーやな。
…私、山ヤ的にいろいろ考えた末にドコモやねん。
ほんで、結果的に30年以上のユーザーやねん。
腹が立つとかホンマ意味不明やねんけど。
結局、インゴット型のティッシュで釣ろうとしたのは、キャリア乗り換え。
え~Uにしなはれ、という営業だった。
そっちの方が安いのは知ってる。ペラペラしゃべるおにいさんに言われんかて。
けどな、おばちゃんはな、
「価格には正当性が必要」と思てるねん。(ドコモの料金が正当かどうかは知らんけど)
安さで顧客を囲い込むやり方が、まわりまわって、自分の人件費を下げてることに気付いた方がええんとちゃうか。わざわざ知らんおにいさんに言わんけど。
そら、なんでも安い方がありがたいけど、不当に安くするために、何が犠牲になるのか。
いろいろあるけど、下請けやら、人件費を削りたい企業で働く人々にしわ寄せが来るねん。
モノにはすべて「釣り合う価格」があって、本来はそれで取引されるべきやねん。
安さを煽って、安さに釣られてってことを繰り返したこの30年で、どれだけ貧困層が増えたか。
この国はもはや先進国ではないし、アジアでもかなり貧しい国に成り下がってる理由は、やったらアカン価格競争に走ったからやろ(もちろんそれだけの単純な話ではないけど。人件費などの不当なコストカットがベースにあるのは確か)。
今この国では、子どもの7人に一人が貧困状態にあって、一日3食を満足に食べれない状況。シングルマザーで子を養いながら働く母たちは、自分が食べるのをがまんして子どもに食べさせてるって人も少なくない。
大手の一流企業までが不正に手を染め、TよたやらDはつやらまでが信じられないようなコトをやらかす。それらはすべてコスト削減のため。(そりゃ、国会議員が不正に裏金をためこんでも逮捕されないよな三流国なんだから、企業がまっとうな倫理を捨ててても不思議ではないか)
「安ければいい」というのん、ちょっと考えなおしてみたほうがええんとちゃうかなぁ。
私たちが買うモノにはすべて、コストがかかってる。
それを圧迫すると、品質が下がったり、作ってる業者が苦しい思いをしたり、めぐりめぐって自分たちが困ることになると思うねんけど。
たとえば、みんな大好き100均。
ろくでもないモノが半分くらいじゃないか?価格に見合うモノもなくはないけど、すぐにダメになったりする、残念なものが多くないか?それって、資源の無駄遣いじゃないのか?気軽に安く買えるモノがあるせいで、まっとうなモノ作りが苦しくなってないか?
イミテーションゴールド(中身はティッシュ30枚)を手に、めっちゃいろいろ考えてしまった。
あ、マウスはきげんよく働いてくれてます。980円。安い…(あ!正当?)
(ところで、有線モデルは、40品目くらいのうち5品目だけだった。無線マウスは乾電池使うからイヤやねん。資源の無駄。)
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