蔵王・月山で出会った花たち
亜高山から高山帯に分布する。環境によって樹高はまちまちのようだけど、月山の登山道脇にあったのはどれもとても背丈が低かった。風が強いのだと思う。2018年6月の涸沢で見たやつはふつうにもっと背が高かった。
8月の夏山シーズンだと、もう花が終わってて綿毛になってることが多いチングルマが、まだ咲き始めでつぼみがたくさんあって可愛かった。
花が房咲になってて、最初何かわかんなくて… 色も違うのに「ツクモグサの変異?」などと思ったけど、ハクサンイチゲだった。束になってたくさん咲いてた。
ミヤマキンバイも満開。五月なんですけどー。
1株だけ咲いてた。ホソバヒメイチゲ?単にヒメイチゲ?小さくて可憐。
最初に見つけた群落は、全部花が閉じてて下を向いてたので、何かわかんなかった。
1科、1属、1種の日本特産種、シラネアオイ。7月にこのコに逢うために岩手山までわざわざ行こうかと企んでたりしたのだけど、今ココでこれだけ咲いてるってコトは、7月にはどこにももうないのでは…?今回、一生分くらい見たからもうええか…?
ほかにも、ショウジョウバカマ、コイワカガミが咲き始めてた。
多雪地帯は雪解けによって開花時期は変わるものだけど、なんかバランスがおかしい気がする。
でも、こんなに花に逢えると思ってなかったので、とてもうれしいサプライズだった。
| 固定リンク
コメント