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花隈のイタリアン「drizzle」

花隈公園東側を少し登った、坂の途中にある隠れ家っぽいイタリアンの店。
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うっかり見落として通過してしまう感じの、控えめすぎる看板。じつは兵庫県産の素材にこだわった“兵庫テロワール”なお店。

drizzle(Instagram)
 神戸市中央区下山手通5-8-10
 078-763-3663
 18:00-21:00(最終入店)
 土日祝のみランチ営業(予約制)
 不定休

基本的にはちゃんとしたコースが主体なんだけど、ワインを楽しむためのライトなコースやアラカルトも用意されている。
初見だったので、“ワインを愉しむショートコース”にしてみた。
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季節の野菜が主体の、彩りも美しいアンティパストミスト。
一品一品がとても繊細な料理で、素材へのリスペクトが感じられる。
兵庫五国のあちこちから集めた、えりすぐりの新鮮野菜が盛りだくさん。なんと10種の料理がぎゅっと。
スティックセニョール、春にんじん、アスパラ、そら豆、シャドークイーン、フルーツトマト、ビーツ… 
平飼い鶏の卵の出汁巻きには朝倉山椒、そら豆としらすにはバジリコ。アスパラのフリッターは衣が蕎麦粉。どれも一ひねりあって、超絶ワインに合う、大人の味わい。アランチーニとフリッターだけでワイン2杯飲めそう…
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プリモは鱧とカリフラワーのスープ仕立て。事前に「肉はNG」と伝えていたので、通常とは違うかもしれないが、季節的にもうれしい素材。
カリフラワーをスープというか、ソースというか、エスプーマな感じにして、その上にからりと揚げた鱧と大葉。そして自家製の醤油麹的なものがアクセントで、しみじみ身体に沁みる感じがする、滋味あふれる味わい。
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セコンド的な一皿。たぶんほかの人は肉だと思う。
運ばれてきた瞬間、ふわっと鮮烈なきゅうりの香り。きゅうりがかぐわしいものだとは、これまで一度も感じたことがない。
きゅうりの下には、プリプリの明石蛸とズッキーニ、紫玉ねぎのマリネが隠れている。初夏らしい、爽やかな一皿。クレソンの花がちょこんと乗ってたり、黒オリーブが散らしてあったり、ジェノベーゼソースと自家製ヨーグルトとか、ビジュアルもすごくステキ。
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最後に提供されたのが、えんどう豆を使ったクリームソースのフェットチーネ。自家製の生パスタで、とても優しい味わいと、これをシメに持ってくる構成もまた素晴らしい(酒飲み的にはありがたし)。

お店の予約サイトに、
「健全な飼育環境で育つお肉。標高1000m付近で手練れの猟師が仕留める鹿。兵庫各地の漁港で揚がる天然魚。自然の循環を大切に育てられた野菜や果物、その農家さんの畑の周りで自生する野草たちが主役」とある。
極にゃみ的には、その感性にとても共感できるし、料理人として信用できる。
極にゃみ的懐具合からして、普段使いができるお店ではないけど、季節ごとに通いたい。
週末は予約制でランチがいただけるんだけど、誰かご一緒しません?求むワイン好きさん!

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