「高野山ヌードル」

今南海電鉄が全力で推してる「角濱式高野山ヌードル」。

南海高野線極楽橋行き電車の車内吊広告がそれ一色になってるほどの推しっぷりで、麺喰い的には気になるので食べてみることに。

極にゃみ的に高野山の胡麻豆腐と言えばイチオシは濱田屋さんなんだけど…

「高野山ヌードル」は、精進料理が基本の高野山で、インバウンド客の増加も踏まえ、ヴィーガンにも対応できるメニューとして考案されたもの。
南海電鉄と、高野山の胡麻豆腐製造販売「角濱ごまとうふ総本舗」、大阪堺の塩ラーメン専門店「龍旗信」、泉佐野市に本社がある植物性油脂を扱う「不二製油」の4社のコラボで誕生したもので、“日本食”として海外の方々に人気が高く、カジュアルに食べてもらえるラーメンを精進料理スタイルでアレンジしたのだそう。

不二製油が開発したPBF（プラントベースフード＝植物性食品）「MIRACORE®」の製品「MIRA-Dashi®」をスープベースに使用し、胡麻豆腐の材料である、ゴマの絞り汁をプラス。
グルテンフリーの米粉麺、トッピングは胡麻豆腐をメインに数種類、すべての食材が植物由来のヴィーガン仕様となっている。

「白湯」は、豆乳を使った白濁スープに、湯葉で巻いて揚げた胡麻豆腐とメンマ、小松菜、糸唐辛子。
PBFって言われなきゃそうとはわからないレベルにコクもあって美味。

塩味は、表面をこんがりと炙った胡麻豆腐が乗せられていて、南高梅の梅干しがひとつ。ほかに、味噌味もある。コンプリートしたい。

行った日は、悪天予報のためか山上は人が少なく、ハイカーは一人も見なかったけど、外国人客はまーまー多くて、ココの店内でも欧米系のグループが全員高野山ヌードルを食べてた。南海電鉄の思う壺…　やな。