御嶽山「石室山荘」
予約もなく急に泊めてくださいなんて無理をお願いしたのに、とても感じよく対応してくださって、ありがたかった。
濡れ鼠のヒトばかりたくさんいたので、土間の脇にブルーシートを敷いてとりあえず荷物を置けるようにしてくれたり、土間の通路の上に水がしたたる濡れものをかけられるようになってて、早く乾くように火を焚いてくれたり。
びっくりしたのは食事。もうすぐ夕食タイムという頃合いに、バイトの学生ちゃんが神棚の前に人数分の座布団を置いてたから、食事の前に何かご祈禱的なことをしないといけないのかな、と思ってたら、そこにお膳が運ばれてきた。
到着順に呼ばれて、座る席を指定される。
予約もなく急に来た私たちは「通常の食事は出せません」と最初に言われてたし。なんか、差があって寂しい感じなのかな…? と思いきや。
出されたお膳は、まったく遜色のないもの。何が違うのかさっぱりわからない。
とりあえずカップ麵を出されても文句は言わない所存であったのだが。
どうやら、天ぷらの盛り合わせ、デフォルト組には海老があったようなのだが、私たちのお皿には、鰻が乗ってたんですけど!海老より鰻の方が高くないか?極にゃみ的には鰻の天ぷらって初めて食べたけど、美味しかった。
(つか、なんで山小屋に鰻が備蓄されてんだろう?ナニ用?いただいちゃって大丈夫なのかな?)
お吸い物も、炊き合わせも、酢の物も、山小屋の食事とは思えないレベル。最後に小さいお蕎麦が出てきて、それも美味しかった。
朝ごはんはシンプルだけど、美味しいものばかりだし、ご飯がしっかりいただける仕様。味噌汁には謎のキノコがいろいろ。そして味噌がとても美味しかった。漬物も美味。
極にゃみ的にはもちろんごはんはおかわりして、2杯ガッツリいただきました。
山頂アタックして、帰りにもう一度立ち寄り。寒かったので、あったかいものをいただこうかと。
おしるこを頼んだら、こんがり焼いたお餅が入ってて、これまたとても美味しかった。
たぶん、ココを通るたびに寄り道することになるだろうなー。
(ちなみに、すごい崖の途中に建ってて、下からは登山道を外れて入るけど、上の入り口は登山道に面してて、土間の通路を通り抜けることができる。
山麓、木曽町三岳のお宿「黒澤館」の経営だそうで、機会があればそちらも行ってみたい。
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