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「六甲・摩耶 まちとつながるフォーラム」

なにやら興味深い動きがあるようなので、あまり近寄りたくない夜の都会へ…
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ロープウェイやケーブルがすでに5路線もある六甲山なんだけど(そんな山はほかにない)、新ロープウェイの建設構想が検討されているそうな。

神戸布引ロープウェイまやビューラインをつなげれば、都心部から山上へダイレクトに行けるやん、というコトらしい。途中バス便も入るけど、有馬まで交通網がつながれば、回遊性も高まって、インバウンドも含め、山上を訪れる人が爆増するんちゃう?みたいな… ホンマか?
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6名のパネリストが登壇。山上の人々枠では、摩耶山のお寺の和尚さんとか、バンノ山荘の息子アリガトちゃんとか、ロコノマドの尚子さんとか… このお三方は、構想の是非についてはあまり語らず、現状や、山の魅力などをそれぞれの立場から。
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事業者・専門家・学識経験者枠では、好日山荘の松本社長、ロープウェイオタクの歯科医先生、神戸大学の織田澤利守先生。

神戸登山拠点 トレコの運営を委託されてる好日松本社長は「登山で健康づくりができる。多くの人が山上へアクセスできるインフラができるのは歓迎」という立場。

土木計画学、交通工学が専門の織田教授も、いろいろな試算もされたとかで、概ね肯定的。

ご発言はやや控えめな印象だったけど、さすが全国のロープウェイを乗り尽くした鉄道マニア・中島信氏のコメントは非常にインパクトがあって、
「ロープウェイは、ほかの交通手段に比べて、格段に環境負荷が低い」という一言が目から鱗だった。
道路を敷設するには、地面を剥がすし、けっこうな幅と長さを人工物にしてしまう。そこを走らせるクルマにしても、エネルギーを大量に食う。けれど、架線の支柱は「点」であり、運行エネルギーはクルマに比べると格段に少なくて済む。風と雷には弱いけど、雨と雪には強い。コンスタントにたくさんの人を運べる。 ‥‥な、なるほど…

極にゃみ的には、うっかり肯定論者に転びそうになったんだけど、そんな私にクールなナディストが一言
「行者道に支柱立てるのは環境負荷ありすぎだと思いますw」
う、、、行者尾根、、、それはイヤかも。(この呟きには禿同)

けど、ロープウェイ構想、悪くないんじゃないかなぁ(単なる乗り物オタク)。
もちろん、いろんな立場のいろんな人の意見も聞かなきゃだし、環境アセスメントもきっちりやらなきゃだし、問題はいろいろ山積していると思うけど。

いっそのこと、神戸空港から引っ張ったらどうなん?空港から新幹線乗り継ぎって、バスはあるけど鉄道だと乗り換えが必要だし、ポートライナーから地下鉄ってけっこう遠くてめんどくさい。

「神戸空港-新神戸-摩耶山-六甲ケーブルーガーデンテラスー有馬」。
長年休止になってるロープウェイ表六甲線(六甲ケーブルーガーデンテラス)もこの際復活させたらええんとちゃうん。撤去できてない支柱もあるわけやし。摩耶ケーブルを延伸して、JR摩耶駅とつないだら?的な意見も聞いたことあるけど、いっそのこと摩耶駅からロープウェイつないじゃうとか???

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