東北大学理学部自然史標本館@青葉山
仙台市民のオアシス的丘陵地・青葉山には、城跡と大学などがある。
今回の東北旅二日目、空港へ向かう前にちょっと時間があったので、東北大学理学部の一角にある東北大学総合学術博物館の常設展を見学してきた。
理学部の端っこにくっつくように建ってる二階建てのコンパクトな建物に、化石・岩石・鉱物・鉱石標本など約1200点を展示。
地質時代からの流れを解説したパネルや、それぞれの時代の化石、恐竜の骨格模型、いろんな鉱物や岩石の標本。地学系のそーゆーのが好きな極にゃみ的には楽めっちゃツボ。
一番ツボったのが、放散虫の模型。ガラスで作られたもので、実際のサイズは200ミクロンとかそんなレベルだそうなんだけど、オブジェのようで美しい。
放散虫は、海にすむ浮遊性の生き物で、先カンブリア紀のころに出現し、10数億年も同じ形を保ちつづけている面白い生物。身体の表面からガラス質というか、シリカのトゲ?を放射状に出してたりしてるそうなんだけど、こんなの初めて見た。すごくきれい。
この小さな生物の死骸が海底に積もって、やがて長い歳月の間に石になったのがチャートなんだって。へぇぇ。
4000mもの深い海の底で、何億年もかけて堆積して圧力を受けて岩となり、やがてプレートに乗って運ばれて、大陸プレートにぶつかって、付加体として地表に現れた…。ううーん、とてつもない。
入館料150円のミニ博物館、ずっとこもっていたいくらい楽しかった。また行きたい。
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コメント
西内さま
コメントありがとうございます。
博物館って楽しいですよね😃
ココはコンパクトさがよくて、程よく楽しめました。もし仙台へ行かれることがあれはぜひ。
投稿: にゃみ。 | 2025年2月24日 (月) 21:36
にゃみにゃみさん、はじめまして
いつもブログを拝見させていただいています
ミニ博物館、とてもおもしろそうですね 私のツボにも入ってしまって、思わずコメントしてしまいました
いつも楽しい情報をありがとうございます😊
投稿: 西内 幸枝 | 2025年2月24日 (月) 19:09