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『乙女オバさん』

俳優の南果歩さんが約3年前、コロナの感染拡大の頃に書いた一冊。
Otome大学の演劇科在学中に臨んだオーディションで映画の主役の座を射止め、その後も数々の映画・ドラマ・舞台作品に出演。世界的な評価も高い実力派の俳優だが、プライベートでは二度の離婚とガンでの闘病を経験。波乱万丈な人生をどう乗り切って来たかがよくわかる作品となっている。

『乙女オバさん』
南果歩 著
小学館 刊
2022年2月 初版1刷発行

本書を手に取ったとき、表紙の写真を見て「これが、孫がいる58歳かぁ…」とびっくり。
まぁ女優さんだしな。中のグラビアも、さすが女優さん… な美しさ。
あ、ご本人は「俳優」と表現されてましたね、すみません。

まえがきより

「乙女オバさん」とは、

いくつになっても、夢見る心を忘れない人のことを言う。

「乙女」用語には、

乙女心、乙女チック、永遠の乙女、乙女オジさん 等

いずれも年齢性別を問わず、使える言葉である。

はい、

私は、乙女オバさんです。


「乙女オバさん」を手に取ってくださり、ありがとうございます。
これはゴーストライター本でも、タレント本でもありません。

あえて言うなら、「人は何度でも再生できることを実証する本」であります。



リアルでお目にかかった南果歩さんは、いつも笑顔で、まわりの人すべてに目配りを欠かさない人だった。
ずっとキラキラしてるんだけど、それは自分が目立ちたい、とかっていうことじゃなくて、彼女の笑顔がまわりを輝かせてるという感じ。

専属のヘアメイクさんやマネージャーさんに何か頼み事をしても、その都度きちんと「ありがとう」ってお礼を言う(当たり前かもしれないけれど、こういう業界のヒトでは珍しいかも?)。

体力的にけっこう辛そうなヘアメイクさんには、とくに常に気を使っておられた。
休憩時には真っ先に声を掛けて、「ここにお座りなさいよ」と一番いい場所を与えられている自分のところに呼ぶ。
そして、「これ、一緒に食べよう」って感じで、気配りをされていた。

制作スタッフの中で一番若手の子にも、いじると見せかけて心配りをしてるし、みんなにさりげなく配慮を欠かさない。
私も途中で何度も目が合って、こんなところまでちゃんと見ててくれてるんだなぁと感心した。

ご一緒したのは、NHK『にっぽん百低山』のロケ。
須磨アルプス編の1月27日と、摩耶山編の1月29日
ロケ開始前日の顔合わせ会が初対面だったけど、とてもフランクな雰囲気でびっくりした。
そもそもかなりの酒豪だったらしいんだけど、今はお酒は“おつきあい程度”にされてるそう。えらいなぁ。

ちなみに、その須磨アルプス編は、NHKのBSプレミアム、4/22にオンエアされたのだけど、おっとうっかり忘れてた。
再放送は、BSプレミアムは明日4/24(木)が8時~8時29分、2回目の再放送が4/28(月)12時30分~12時59分。覚えてるかな… つか自宅にいる気がしないのだが。
ちなみにプレミアムじゃないBSは、4/28(月)19時~19時29分です。

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