熱中症リスクにビビった芦屋のウラヤマ
スペシャルトレーニングチームで六甲山のマイナールートへ。
大雨の後なので増水もあり、昨日買ったばかりの水陸両用HYDRA ESCはデビュー戦でいきなり水没。
バッチリ見ごろかなと思ってた花はまだだった。
でも、アジサイの仲間たちはいろいろ。
まだモチツツジが咲いてたり、コガクウツギが残ってたり。ベニドウダンが終わりかけてるのにアノ花がぜんぜんとか、今年はホントによくわからない。
今日はかなりタフな計画だったんだけど、朝からすごく蒸し暑かった。
登りのプチバリその1で、熱中症リスク的にはちょっとヤバい感じで、ずーっとそこからどうする???と葛藤。
標高差(キツさのレベル)と木陰率、推定気温の変化も考慮しつつ、万一状況が悪化したらどの地点でどうエスケープする?と、いろんな可能性を視野に入れながら行動判断の連続となった。
よく知ってる山域でよかった。アウェーのエリアだったら、早々に撤退してたかも。結果的に、予定通り行けたけど…
暑熱障害に関する教科書的な判断ならNGだったと思うし、でも、早い段階で撤退の判断をしたとすれば、当事者の体感としてはちょっと納得できない感じが残っただろうし。もちろん、リーダー判断は尊重してくれただろうし、誰も文句は言わなかったと思うけど…
これが、いつもの講座だったら、人数も多くて全員のコンディションを絶え間なく注視するのも難しいし、いろんなレベルや状況の人が混じってるから、安全マージンを多めに取った判断にならざるを得ないとは思う。不満が残ったとしても。
ある程度の頻度で山歩きをしている人は、発汗機能がちゃんとしてるから、暑さに対する耐性もある程度ついてると思うけど、日常的にあまり身体を動かしてない人、月イチのゆるハイクしかしてない人だと、ちょっと暑いだけでもヤバい状態になる可能性がある。
気温だけの問題じゃなくて、湿度の影響も大きいし、各自が着ているものとか、補給の状態とかによっても違う。不確実要素が多すぎて、正確な判断はたぶん誰にもできないだろうし、結果論でしか語れない。紙一重のヤバい状況でも切り抜ければ問題なし、でも、たまたま体調がイマイチだった人が熱中症になって、それが重篤な事態となれば…(怖)。
暑熱環境下でのアウトドア活動はホントに難しいと思う。ヘタレな逃げ判断をしても許してね。
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