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超久々!東お多福山のササ刈りに

10年ぶりくらいで東お多福山草原保全・再生研究会によるササ刈りに参加。
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取材を兼ねているので、一般参加ではなくひとはく橋本佳延先生に連絡を取った。

7月度は猛暑のために活動中止、今回もマダニシーズンなので参加者は少なめと聞いた。でも、主催者はマダニに効く虫除けスプレーをバッチリ用意しておられた。
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今回は秋草が伸びてくる時期なので、密生していてほかの草が生えていない箇所には草刈り機を使い、そうでないところは手刈りで草原性植物は残すという二段構え。
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25名とは言え、マンパワーがすごい。あんなにうっそうとしてた笹薮が、すっきり!
サスガ、作業に慣れてるメンバーが主力なので、刈る→集める→集積場所へ運ぶ、という流れがとてもスムーズ。極にゃみ的には電動の刃物系は怖くて触れないのだけど、女性メンバーも果敢に草刈り機の作業をされてて、すごいなと思った。

東おたふく山登山口バス停9時集合、あいさつ、作業手順の説明のあと、みんなで準備体操をして、クルマ移動のメンバー以外はそこからハイクアップ。ドビワリ峠に10時、作業開始が10:20。午前中に1回、お昼の休憩をはさんで13時作業終了。
正味の作業時間は2時間もないくらいだし、自分ができる作業を自分のペースでやればいいだけなんだけど、まーまーきつかった。ついムキになっちゃう性格もあるかもしんない。でも、高原の美しい自然の中で身体を動かすのはホントに気持ちがよかった。この達成感はハマるなぁ。

研究会では、10月11日に「東お多福山草原 ハイキング ~ 草刈り体験もちょこっとあるよ ~」を開催。専門家の解説を聞きながら秋草観察をします。(武田先生は橋本先生が担当と言い、橋本先生は武田会長が担当と… どっちにしても素晴らしく贅沢)
また、ササ刈りに関しては、秋草が終わったあとに、人手がたくさん必要な「全面刈り」を実施。

 11月15日(土) 晩秋の全面刈りその1
 12月 6日(土) 晩秋の全面刈りその2
  3月14日(土) 冬の全面刈り

体力に自信のない女性でも、無理なくできる作業はたくさんあるので、お時間あればぜひ希少な六甲山地の草原を守るためのボランティア活動を。
かつて、人々の生活を支えるカヤ場として維持管理されてきた草原。屋根材、牛馬の飼料、センブリやワラビなどの食材や薬草の供給地としても重要な環境だったのが、ライフスタイルの変化に伴って管理が放棄され、森林に遷移したり、東おたふく山のようにネザサに覆われてしまったりして、今や国土の1%という“絶滅危惧”状態。草原を草原らしく維持するためには、人の手が必要。


極にゃみ的には…
現在の研究会が発足する前の2008年頃はだいたい毎回参加してたのだけど、元・森林整備事務所長だった高橋敬三さんが立ち上げた「六甲楽学会」のメンバーだったので、敬三さん亡きあとは仕事が忙しかったこともあってなんとなくフェードアウト。
2012年春に参加して以来かなぁ?
完全にアウェーな感じだけど、いろいろ見知った方々がたくさんで、違和感なく紛れ込めた。
ベテランメンバーも初参加メンバーもなごやかに協働してて、いい雰囲気だった。次回も参加できるといいなぁ。ご一緒にいかがですか?
作業に参加するのが嫌なら、差し入れボッカハイクとか…(笑)

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