『ぼくのスパイス宇宙』
画家で装丁家の著者が、9歳から通い続け、住んでいたこともあるインドで出逢ったスパイスの奥深いお話を。
クミン、コリアンダー、ターメリック、チリ、カレーリーフ(カラピンチャ)、カルダモン。
スパイスカレーとかスパイス料理に欠かせない主要スパイスについていろいろ語ってくれる一冊。
面白いのは、各章に添えられたコラムで、「納豆に合うスパイス」「卵かけごはんに合うスパイス」など、通常スパイスを使わない日常的な日本の食べ物とスパイスを合わせる実験(?)。焼き餃子、トースト、そうめん、ぜんざい。いろいろ面白かった。
極にゃみ的には、ちょっと前から、いつも自作している漬物の「切り漬け」にネパールの漬物「アチャール」の手法で、テンパリングしたスパイスをぶっこむってのがマイブームなんだけど、もっといろんなメニューに応用可能なんだなぁと改めて。スパイスはホントに奥が深い。
ちなみに、納豆に合うのはサラダ油で炒めたクミンシード、TKGにはチャートマサラ+ホワイトペッパー+梅のアチャール、そうめんには辣油+豆乳+タヒニ+ごま油+チャートマサラ。筆者が台南で食べた豆花にかかっていた生姜とシナモンが効いたクコの実入りアツアツのシロップを再現したものがぜんざいによく合うとか。
巻末には著者のオリジナルレシピもついていて、クミン率が高い気がするんだけど、やってみたいのが「納豆クミンオムレツ」。
2000年代に谷中にあったという「アジマルカフェ」の名物メニューの再現だそうで、溶いた卵に納豆を入れて塩コショウで味付けし、油でクミンシードをテンパリングしたところへ投入し、仕上がりにスイートチリソースを。気にはなるな…。ジーラライスもそのうちやってみよ。
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