久々の“かむなび”
昨日は、とってもとっても久々に日本酒専門店の「味酒かむなび」へ。
突出しは2種。手前は、ごぼうとだだちゃ豆の和え物。
山菜のみずと新イクラの醤油漬け。この時期にできる「みず玉」がひとつ。
みずが市場で売られてるってのもびっくりしたけど、新イクラと合わせるとホントに美味しい。みず玉ってのも初めて食べた。
お酒はまず、私が東北泉の「瑠璃色の海」。michikoさんは伏見の「蒼空」。
偶然だけど、涼しげなラベルが並んだ。
お造りは盛り合わせで注文。
厚岸の真牡蠣、鳴門産・村公一さんの鱸、鳥羽の鰆の昆布〆、宇和島の赤甘鯛。
どれも美味。
焼き物は、ビワマスのアラの三五八漬け。淡水魚がこれほど旨くなるとは。
アマダイのうろこのから揚げ。香ばしくてホントに美味しい。不思議な形状。
葛打ち鯛と野菜の冷たいすだち汁。ダシの旨いことと言ったら!能勢産の地野菜はどれも美味しい。トマトの煮物がこんなに美味しいって知らなかった。ダシと合うんだなー。
酒は、奥能登の白菊、能勢の秋鹿と進み、最後に島根の王禄「相伝」。
どれも好きだけど、島根の王禄、とくにええなぁ。
シメに「冷たいカルボナーラ」 稲庭うどんのつるつるした食感にコクのあるソースがたまらないコンビネーション。基本的にこういう組成のソースは温かい方が美味しいに決まってると思うのだが、コレは例外的に冷たくて美味しい。まさに絶品。
デザートに、ハイビスカスのシャーベット。どれもすべておいしゅうございました。
それなりにお値段は張るお店だけど、それに見合う値打ちのあるものが味わえる。いとがーセンセ、相変わらずええシゴトしてはりますな。ご馳走様!
★味酒 かむなび(食べログ)
大阪市中央区内久宝寺町2-7-12
06-6765-0930
17:30~23:00 月曜定休
ところで、
忘年会@「かむなび」
10月半ばから助っ人に行っていた編集プロダクションさん主催の忘年会にて、久々に「かむなび」へ。外注先のライター仲間が集まって計4名で超ニギヤカにワイワイと・・
お通しは、むかごの松風。
上品でいい感じ・・
お造り。村公一さんのボラは薄造りと皮に焼き目を入れたものと・・
なめろうと雲丹にもうっとり・・
酒はそれぞれが好き勝手なことを言いたい放題で・・
コレはなかなか強烈なボディの持ち主だった。
料理はすべてお任せでお願いしていたのだが、「何か鍋ものを」というリクエストにはコレ。おこぜの鍋。
すっごく美味しいダシが出て、上品なお鍋。
そして、青物いろいろ・・
有機栽培で野菜を育てている方から特別に仕入れたという新鮮野菜たち。菊菜、壬生菜、葱、ルッコラ、あともうひとつなんだったっけ・・すごく美味しい菜っ葉が・・
酒もどんどん進みます。
誰が3杯までやねん・・
焼き物がまた美味しくて・・
三五八漬の穴子やら、火の通り方が絶妙な蛸もとっても美味。
天野酒の特別純米もなかなかよかった。
「隆」は個人的にウラミ?がある約1名以外には受けていた(?)。
隆にウラミがあるヒト?にはこちらでなだめて・・
牡蠣と下仁田葱の天ぷら。
酒が進んで困ります。
アテ三種。
納豆の塩辛(?)、干し柿バター(?)、かぶら寿司。
このメニュー構成といい、出てくるタイミングといい、いとがー先生ったら、サスガです。
けど、だんだんピント合わなくなってきてますぜ。
執念で撮ってます。
よほど美味しかったのであろう。
このへんから燗酒に突入したようである。
同席者に「なんでそんなに写真撮ってんのー」って聞かれたけど、
だってこうして証拠を残しておかないと覚えてないもん・・
ほらー、やっぱデザートまできっちり食ってるやん・・
15年もの?というとんでもない味醂を使ったユニークなデザートであった。(と、写真を見て思いだした)
★味酒かむなび
大阪市中央区内久宝寺町2-7-12(銅座公園前)
06-6765-0930
17:00~23:00 月曜定休
が、結局どうやって帰って来たのかはわからない。寝たのは1時過ぎだったような気がするが、朝から一仕事片付けようと4時過ぎに起きてしまった・・移動中は爆睡やなー。
ってワケで、この週末はプチ遠出です。
納涼会@遭対組
マンスリー委員会の代わりに納涼会ってコトで「かむなび」へ。定休日なのに無理をお願いして、貸切で開けてもらった。
まずは「開春・夏の発泡生」というブクブク泡立ってる濁り酒から。口当たりがいいだけの甘い発泡系の酒とは趣きが異なり、しっかりとした味わいがある。
突き出しは、ジュンサイとオクラの煮浸し。キリリと冷されて、さっぱり淡白な味わいとぬめり感が夏らしくて美味。
続いて、秋鹿&山鶴。
山鶴は生駒の中本酒造店という蔵の酒で、夏向きのとってもクールな味わい。
“塩竃”で焼かれているのは、巨大な淡水魚・琵琶鱒。奉書紙で包んだ魚を卵白と日本酒で固めた塩で覆って、オーブンで40分も焼き上げたという今日のスペシャルメニュー。
夏野菜の煮浸し。
彩りも美しく、加賀太胡瓜や糸南瓜の独特の歯ごたえが楽しい、ヘルシーな一品。
酒はお任せでドンドン出てくるのでだんだんわからなくなってくるのだが、「不老泉」や「宝剣」、「七本槍」あたりを飲んだような・・
それから、王禄の無濾過純米酒「丈径(たけみち)」。
ボディのしっかりとした、王禄らしい貫禄ある味わいが印象的だった。
揚げ物や、定番の自家製納豆入りゴーヤチャンプルーなんかもがっつりといただいて・・シメは、稲庭うどんのボンゴレ。浅利の旨みににんにくがしっかり効いてて、激ウマ。シメのシメには、渡り蟹を使ったカニ雑炊までいただいた。
ううう、よく呑み、よく食べたなー。やっぱ山ヤの飲み会ってハゲしいかも・・
驚くべき酒の“大変身”
ガラクタ部屋(同居人たまの部屋)から、いつからあるのかわかんない酒の瓶が発掘された。灘・御影郷の老舗蔵「神戸酒心館」の純米酒“福寿”。超特選とかって高そうなラベルがついてるけど、ミョーな色に変色してるし「料理にでも使うしかない」って話になったんだけど、ためしにちょいと味見をしてみたら・・驚愕!
がっしりとしたボディ、深い奥行きを感じさせる堂々たる古酒の風格。
夏はふつーに36度くらいになるような劣悪な環境なのだが・・力のある酒って面白い化け方をすることがあるんだなー。
そう言えば大昔のことだが、瓶の底にちょろっと残ったまま忘れてた「神亀」が黒く変色したのを棄てたって話をしたら、現在「かむなび」店主のいとがー先生に「なんてもったいないことを!」って叱られたことがある。「神亀ほどの酒なら、変色してても美味いはず」っていう“いとがー説”が、今回初めて心から納得できた。日本酒って奥が深いなー。
谷町飲み。Part-2「味酒かむなび」
「蔦屋」さんで軽く腹ごしらえをして、久々に「かむなび」へ。
付出しは、今週屋久島へ行っていたいとがー先生が買ってきたという屋久サバ。これがうんまいのなんのって、以前屋久島に行ったときに現地の食材店で見つけて私も大量に背負って帰って来たことがある思い出の味。
酒は、本日開けたばかりというぴちぴち発泡している島根の王禄「渓」。薄濁りでフレッシュ、きりっと端正な味わいはサスガ。
2杯目は能勢の秋鹿。自営田で無農薬栽培されている山田錦を使った純米吟醸。
酒肴は、蛸の粕漬け炙り。
酒粕の豊穣な香りと蛸の旨みが絶妙の味わい。硬くなりすぎない程度にゆるく火を当てているので、食感もとてもよくて、酒が進む一品だ。
鳥取の鷹勇、純米吟醸「強力」。
その名の通り、がっつりした力強い味わい。
このあたりから、冷酒ではなく常温ワールドへ・・
キンキの三五八漬。
漬け込み系ってホントに魚の身を美味しく変身させる・・
あえて頭の部分を焼いてもらってひたすらしゃぶり系。
福井県大野の「花垣」純米吟醸、
山口県の「貴」山廃純米酒。
まろやかな口当たりながらじわじわと旨みを感じる力のある酒。
王禄の純米原酒、山田錦80%精米、16BY。
さすが王禄、という貫禄すら感じる味わい。
竹鶴の純米原酒の熟成バージョン。
3年熟成だっけ・・力強い竹鶴のラインナップでも特別しっかりとした熟成味。
鷹長の菩提酛純米酒。
菩提酛と言うのは、室町時代から続く独特の醸造法だそうで、乳酸菌のパワーってすごいんだねーと感心してしまうようながっつりとした味わい。
本日の酒セレクトはすべていとがー先生にお任せだったんだけど、なんだかんだでよく飲んだなー・・
久々のメンバーでの“谷町飲み”、とっても楽しかった。ありがとう
独り酒@かむなび
鶴橋・桃谷と立ち寄ったあと、久々に“かむなび”で一献。
こもれびが落ちるカウンターでまずは茨城の地ビール「ネスト」。ヴァイツェンの柔らかなコクが好き~・・
今日のつきだしは、「三田うどのきんぴら」石垣島ラー油味で・・・
春ですなぁ・・
香りもさることながら、しわいところが好き。
早春の味わいと言えば・・
ナマものは春先の一時しか出回らない、「香川産ホワイトアスパラ with 泡醤油」
メレンゲにオリーブオイル、酢、醤油を合わせた泡醤油でいただく、ナチュラルで繊細な一皿。
なんだけど・・、
創作@TOSHIさん。
さっすが元業界人(某大手○○印刷さん)・・・
おちゃめな顔を作ってくれました。
私も一応、元デザイナーだったりするんすよ。今は文章専門だけど。
和歌山から届いたばかりの「丸山さん家のふきのとう天」。
うちの子はかわいそうで食べられないから・・
こうなると日本酒だよな。
「奥播磨」の大吟醸。
平成10年ものの、鑑評会出品別仕込み・・・なる、とてつもない酒。どーんと太っ腹すぎてびっくりだ。
でも・・
温度が変わるとどんどん味が変化する、かなり面白い酒だった。
「蓮根餅蟹あんかけ」。
手間のかかった、上品な一品。
こうなると・・・やっぱ美味い酒でしょ。
で、福島の末廣「純米大吟醸 亀の尾」
しっかりとしたタダシイ日本酒!って感じの酒。
好感度高し!
お次は神奈川の「天青」。
防空壕貯蔵という、なんだかそそられる但し書きで。これでスイーツを食って帰ろう!と思ったら・・
忘れてた~、「かぶら寿司」を頼んでたのを!
これが来ちゃったからにはしょうがない・・・
超コクのある、激ウマ蕪寿司なんだもん。悪いけど、前に石川から買って帰ったやつよりずっと旨い。ブリがナマよりはるかに味わい深く漬かってる・・・
んで、石川勝負!で菊姫の山廃。こちらは平成12年モノだけど、すんごい貫禄。発酵系のどっしりした蕪寿司の旨みに、一歩もひけをとらないがっつりとした味わい。“ちゃんとした山廃”って、ホント旨いよな。パワフルで深い・・
おそろしいことに、今日の目標は「デザートまできっちり食う!」
ええ、食いましたとも!
「紅玉りんごの酒カスタード」。
皮ごとグリルした紅玉りんごに、酒糟をブレンドして作った特製カスタードクリームをのせて、こんがりっと焼き上げたもの。この美味さは、ヤバイ!酒や酒や、酒もってこーい!って感じの、日本酒好きで甘いもの好きなら絶対賞味するべきデザート。
え?で、どの酒を合わせたかって?
明日朝、早いんすよ・・寝過ごしたらえらいことなんすよ・・ってことで。おやすみなさいまし~。
飲み友達と一献
日常圏にいて、一番気安く飲めるのはやっぱUMEちゃん・・・
いろいろ話したいこともあるし・・ ってワケで、今日は久々二人で飲み会@かむなび。
最初のアテは、いとがー先生が先週、丁寧に仕込んでいた「真鰯のオイル漬け」・・ってか「自家製アンチョビ」。このぴかぴかした鮮度のよさ!丁寧に丁寧に鰯を3枚おろし(?)にして、塩して、それからオリーブオイルに漬け込んだ、手間のかかっている一品。
これはビールだよな、と思ったけど、ち・が・~う!やっぱ日本酒だ。
滋賀の不老泉、がっつりいってみました!
魚と日本酒って、やっぱ素晴らしいマリアージュだ!魚も酒も、どっちも引き立てあって。
「丸大根の風呂吹き」。
刻んだゆべしをちりばめ、白味噌系のタレでいただくほっこりやさしい味わい・・・
だしの旨みがしっかり沁みてて、ウマ~・・・
「太刀巻」
タチウオを竹に巻きつけて、タレをからめてこんがり焼いたもの。
白御飯わしわし・・って系の欲望に支配されそな一品。
酒にも負けないGoodなアテですよぉ。インパクトのあるメニュー。
シメは稲庭うどんの「冷製カルボナーラ」
(なんか途中がいろいろ飛んでるなぁ?)
悪いけど、カルボナーラの材料って絶対に温度が必要で、でないと絶対に旨くない!って思ってた。が!
これは、そんな先入観をアッサリと打ち砕く逸品。4本の箸が交錯し、瞬間的に消滅した。
★今日の酒:不老泉、砂潟、竹鶴、貴。あとは・・?
左側はUMEちゃんセレクト。
その後。
悪い酒飲み二人は・・・
「かむなび」から徒歩5分(?)の、超わかりにくい場所にある“潜水艦バー”へ! ・・・行きました。
途中遭難しかけて、地元民のおばちゃんに「あんたら、どこ行くの?」と導かれたりして・・。
この扉の中に展開する世界は・・・もう、行ってみて!というしか。(ぼったくられたりはしません。明朗会計!)
UMEちゃん、今日はありがと。楽しかった。
より以前の記事一覧
- 飲み会@かむなび 2008.02.11
- 県外不出!?幻の酒「花音」 2008.02.09
- Bomb! 2008.02.07
- “さかずきん”ちゃんに会った! 2008.01.31
- 味酒かむなび 2008.01.29
- Coming Soon! 2008.01.26
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