『スポットライト 世紀のスクープ』

先日、友のツイートで知った作品。検索してみたら、ちょうど地元で上映されていたので観に行ってみた。20160416025537
2002年1月、ボストンの新聞「グローブ」が全米を震撼させた大スクープを放つまでの経緯を追った、実話に基づく作品。
敬虔で厳格であるはずのカトリックの教会で起きた、想像を絶するおぞましい事件。そして、権威ある組織が隠ぺいを続けてきた、とてつもなく巨大な“闇”。

“信仰”というものへの認識が、一般的なアメリカ人と自分ではずいぶん違うと思うので、理解しきれていない部分もあるとは思うのだけれど、いろいろな意味で衝撃的な作品だった。

「あってはいけない醜悪で重大なスキャンダル」の一端をつかんだとき…
新聞社は、真実を報道することが使命。けれど、

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『海難1890』

とあるタダ働きの時もらったチケットで公開中の『海難1890』を観てきた。
オスマン帝国(現・ト1890ルコ共和国)初の対日親善使節として1889(明治22)年7月にイスタンブールを出航した軍艦「エルトゥールル号」。老朽艦のため航行中のトラブルが多く、11か月に及ぶ苦難の航海を経て来日。明治天皇に謁見、スルタン(皇帝)の親書を奉呈して、ようやく祖国へ戻るべく1890年9月15日に横浜港を出航。
翌16日夜半、熊野灘を航行中に台風に遭い、必死の操船を行うもついに座礁、蒸気機関の爆発により大破沈没。この事故に気づいた大島の村人たちが荒れ狂う夜の嵐の中、決死の救出を試み、村人総出で救助・看護にあたった。
500余名の乗組員のうち、助けられたのは69名。異国の民を救うために命がけの働きをした熊野の人々がいたことは、日本ではほとんど知られていないが、トルコでは教科書にも載っていたこともあるそうな。

★トルコ人100人に聞きました! エルトゥールル号事件を知っていますか?
 …ココ!

そして、その事件から95年後の1985年。
イランイラク戦争で、フセインによる無差別攻撃開始の通告が行われ、タイムリミットが迫る中、テヘランには取り残された邦人が300名余りいた。
日航機も自衛隊機も邦人救出には向かうことができなかったが、祖国に見放された人々に救いの手を伸ばしたのは意外なことにトルコ政府。ほかの国々がすべて自国民を優先するなか、最後の救援機で異国の民を救った。

★『海難1890』公式サイト…ココ!

ちなみに…

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『いただきます映画祭』@湊川 -2

神戸アートビレッジセンターにて開催中の『いただきます映画祭』へ再び。
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周辺で「新開地冬まつり」というイベントをされててなんだかニギヤカ。
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今日は『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』、『千年の一滴 だし しょうゆ 』の2作品を観た。対照的な内容だけれど、どちらもとても良い作品だった。

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『いただきます映画祭』@湊川

湊川神戸アートビレッジセンターにて開催中の『いただきます映画祭』へ。
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極にゃみ的に、観たかった作品がラインナップされているので、前売りの5回券をGetしてて、なんとしても全作品を観るつもりで。スケジュール的に、2日しか来れないので、最終日にトークイベントとセットになっている2作品以外の3本を観ることに。

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『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎』

先日、シアターセブンで9月に94歳で逝去された報道写真家、Fuku_kiku福島菊次郎さんを追ったドキュメンタリー作品『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎』を観た。
召集されたものの前線へ送られる前に終戦を迎え、終戦直後から戦災孤児や原爆被害者を撮り続け、その後も全共闘運動や各地の公害、自衛隊、祝島の原発反対運動、震災後の福島など、一貫して社会問題に向き合ってきた方。
「表に出ないものを引っぱりだして、叩きつけてやりたい」
ジャーナリズムが瀕死の状態に陥っている今、この人の姿を一人でも多くの人に記憶していてほしいと切実に思う。

関西では、12月12日~18日、神戸アートビレッジセンターにて上映。

★「反戦・反権力貫く93歳 報道写真家が講演」(2014年12月)…ココ!

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映画『野火』

先日、九条の「シネ・ヌーヴォX」で塚本晋也監督作品『野火』を観た。
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きな臭いご時勢にこの作品が発表されたのは、今、重大な岐路にあるこの国が、誤った道へ進まないようにという警鐘だと思う。インパクトのあるよい作品だった。ぜひ観てください。

★映画『野火』公式サイト…ココ!

近畿地区で10月30日まで上映中の映画館
・京都 立誠シネマ
・大阪 シネ・ヌーヴォX
・姫路 シネパレス山陽座

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『ルンタ』@元町映画館

先日神戸公開記念イベントに行ってきた映画『ルンタ』を観に元町映画館へ。Dsc06711
今週を逃すと行く日がなさそうなので、ギリ滑り込みな感じで。
「ルンタ」とは、チベット語で「風(lung)の馬(ta)」。

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『日本人は「食なき国」を望むのか ―誤解だらけの農業問題』

 この国は、「資源がないから工業立国に」と言って、一次産業を二の次にし、食糧はせっせと輸入してきた。
 
 けれど、化石燃料を無駄に使って海の向こうからはるばる運んでくるよりは、地産地消する方がはるかに合理的だよね。
 いや、そんなことより、食べ物は自分のカラダを作るもの。何より安心安全が最優先されるべきで、昨今頻発する産地偽装などを見ていると、信頼できる“顔の見える”範囲で手に入れるのが一番だということは自明のこと。
 さらに、なんだかきな臭い情勢になりつつある今、食糧自給率を高めることは、国防の基本ではないのか。有事の際に敵国に食糧を送るほどお人よしの国などあり得ない。日本と言う国の特性を考えれば、軍備を増強するよりは憲法9条を守り抜いて「戦争放棄」を国際社会で明確にアピールし、それでも何か起きた時のために国民を飢えさせないための食料自給は非常に大事なこと。

Syoku_naki今、「農」をめぐる問題は重要な局面にあると思う。TPPもしかり、国際情勢もしかり。農協改革、特区制度…
農民だけの問題ではない。食糧生産に関わることなく、一方的に消費するだけの都市住民こそ危機感を持って考えるべき問題だと思う。
で、この本。
「万人の命の根幹である農業をカネの亡者やハゲタカファンドの餌食にするな!」
企業化、大規模化ではなく、小規模で永続的に取り組む農業の重要さを説いている。必読の一冊。


『日本人は「食なき国」を望むのか ―誤解だらけの農業問題』
山下惣一 著
家の光協会 刊
2014年10月 初版発行

「はしがき」から
(略)「日本の農業は零細だからダメだ」とみんな思い込んでいる。これが誤解だらけの農業問題の誤解の最たるものだ。私はそう思う。「農業が小規模ではコスト高になって、消費者負担が重くなる」という意見がある。たしかに小規模は大規模と比較すれば生産コストは高い。しかしコストが高いからといって高く買ってもらえるわけではない。ということは消費者の負担にはなっていない。
 一方、大規模農業はもはや補助金なしでは成立しない時代に入っている。補助金は税金だから国民負担だ。農産物を安く買えたとしても別途に税金でも負担しているわけだから、むしろこっちのほうが高くつく。目からウロコを落としてほしい。
 さて、考えてみれば「日本の農業はダメだ」といい続けてきたのは、ほかならぬ農林水産省である。

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映画「DAMNATION」

昨夜、「神戸アートビレッジセンター」にて「DAMNATION」の試写会。
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神戸のアウトドア関係者を対象としたもので、白馬堂ROKKOあさやんのご縁で参加。神戸ザック星加社長ご夫妻はじめ、知った顔がちらほら。
渋谷アップリンクで先行上映が始まってますが、関西では「シネ・リーブル梅田」で1月10日から、「神戸アートビレッジセンター」は1月24日から。

★映画「DAMNATION」公式サイト…ココ!

パタゴニア創業者のイヴォン・シュイナードが製作責任者、生態学者で水中写真家のマット・シュテッカーが共同プロデューサー。川を愛する人々の目線は、山好きな人々と同質。とても共感できるし、見ていてワクワクする作品。

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初忘年会@摩耶山上

ミントサロン終了後、KB市某氏に拉致されたぽい感じで摩耶山上へワープ。
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山上の皆さまと、なんとなんと!鍋忘年会。参入したのが22時近く、すでに意識は離脱してるっぽい方もおられる中、延々宴会。深夜に徒歩で帰る人も数名いらしたが(!)、極にゃみ的には自然の家でぬくぬくとお泊り。山上は極寒かと思ったが、全館暖房?なのか快適だった。

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