「吉田類のにっぽん百低山」六甲山編その2
1月19日に六甲山その1再度山編が放映された「吉田類のにっぽん百低山」。
NHKBSプレミアムで不定期放映の番組で、酒場詩人吉田類さんが各地の低山(1500m以下の山)に登ると言う企画。3月18日1:15~、BSプレミアムでロックガーデンから六甲最高峰を越えて有馬温泉、というテッパンコースで六甲山編第二弾が放映された(じつは先行放映)。
1月19日に六甲山その1再度山編が放映された「吉田類のにっぽん百低山」。
NHKBSプレミアムで不定期放映の番組で、酒場詩人吉田類さんが各地の低山(1500m以下の山)に登ると言う企画。3月18日1:15~、BSプレミアムでロックガーデンから六甲最高峰を越えて有馬温泉、というテッパンコースで六甲山編第二弾が放映された(じつは先行放映)。
ちょい前のことだが、巷で話題のこの作品を観た。
★映画『新聞記者』公式サイト
W主演のシム・ウンギョンさんも松坂桃李さんも知らなかったが、ずいぶん人気の俳優だそう。それはともかく、「このタイミングでよくこの内容の作品を上映できたなー」というのがもっぱらの評判で、韓国人俳優のシム氏はともかく、松坂氏はいろんな“覚悟”で請けた仕事なんだろうとささやかれている。
先日、友のツイートで知った作品。検索してみたら、ちょうど地元で上映されていたので観に行ってみた。
2002年1月、ボストンの新聞「グローブ」が全米を震撼させた大スクープを放つまでの経緯を追った、実話に基づく作品。
敬虔で厳格であるはずのカトリックの教会で起きた、想像を絶するおぞましい事件。そして、権威ある組織が隠ぺいを続けてきた、とてつもなく巨大な“闇”。
“信仰”というものへの認識が、一般的なアメリカ人と自分ではずいぶん違うと思うので、理解しきれていない部分もあるとは思うのだけれど、いろいろな意味で衝撃的な作品だった。
「あってはいけない醜悪で重大なスキャンダル」の一端をつかんだとき…
新聞社は、真実を報道することが使命。けれど、
とあるタダ働きの時もらったチケットで公開中の『海難1890』を観てきた。
オスマン帝国(現・トルコ共和国)初の対日親善使節として1889(明治22)年7月にイスタンブールを出航した軍艦「エルトゥールル号」。老朽艦のため航行中のトラブルが多く、11か月に及ぶ苦難の航海を経て来日。明治天皇に謁見、スルタン(皇帝)の親書を奉呈して、ようやく祖国へ戻るべく1890年9月15日に横浜港を出航。
翌16日夜半、熊野灘を航行中に台風に遭い、必死の操船を行うもついに座礁、蒸気機関の爆発により大破沈没。この事故に気づいた大島の村人たちが荒れ狂う夜の嵐の中、決死の救出を試み、村人総出で救助・看護にあたった。
500余名の乗組員のうち、助けられたのは69名。異国の民を救うために命がけの働きをした熊野の人々がいたことは、日本ではほとんど知られていないが、トルコでは教科書にも載っていたこともあるそうな。
★トルコ人100人に聞きました! エルトゥールル号事件を知っていますか?
…ココ!
そして、その事件から95年後の1985年。
イランイラク戦争で、フセインによる無差別攻撃開始の通告が行われ、タイムリミットが迫る中、テヘランには取り残された邦人が300名余りいた。
日航機も自衛隊機も邦人救出には向かうことができなかったが、祖国に見放された人々に救いの手を伸ばしたのは意外なことにトルコ政府。ほかの国々がすべて自国民を優先するなか、最後の救援機で異国の民を救った。
★『海難1890』公式サイト…ココ!
ちなみに…
神戸アートビレッジセンターにて開催中の『いただきます映画祭』へ再び。
周辺で「新開地冬まつり」というイベントをされててなんだかニギヤカ。
今日は『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』、『千年の一滴 だし しょうゆ
』の2作品を観た。対照的な内容だけれど、どちらもとても良い作品だった。
湊川神戸アートビレッジセンターにて開催中の『いただきます映画祭』へ。
極にゃみ的に、観たかった作品がラインナップされているので、前売りの5回券をGetしてて、なんとしても全作品を観るつもりで。スケジュール的に、2日しか来れないので、最終日にトークイベントとセットになっている2作品以外の3本を観ることに。
先日、シアターセブンで9月に94歳で逝去された報道写真家、福島菊次郎さんを追ったドキュメンタリー作品『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎』を観た。
召集されたものの前線へ送られる前に終戦を迎え、終戦直後から戦災孤児や原爆被害者を撮り続け、その後も全共闘運動や各地の公害、自衛隊、祝島の原発反対運動、震災後の福島など、一貫して社会問題に向き合ってきた方。
「表に出ないものを引っぱりだして、叩きつけてやりたい」
ジャーナリズムが瀕死の状態に陥っている今、この人の姿を一人でも多くの人に記憶していてほしいと切実に思う。
関西では、12月12日~18日、神戸アートビレッジセンターにて上映。
★「反戦・反権力貫く93歳 報道写真家が講演」(2014年12月)…ココ!
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