『もう道に迷わない ―道迷いを防ぐ登山技術』

ずいぶん前に読んだ本だけれど…。一日カンヅメdayだったので。
Mou_miti1月の読図講座の前に、何か新しいネタはないかな、と読んでみた本のことでも。
山関係の分野の編集事務所を主宰され、日本山岳文化学会にも関わっておられる方が著者。


ヤマケイ新書
『もう道に迷わない ―道迷いを防ぐ登山技術』
野村 仁 著
2015年2月 初版発行
山と渓谷社 刊

例によって極にゃみ的に気になった部分を抜粋。

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『さいはての花』

木曜クラスの“しのんちゃん”が、利尻・礼文に行ってこられて、Photoお土産にとくださった本。東京出身のカメラマン・松井久幸氏が、1981年から5年間、利尻島に移住。各季節の花や風景を撮り続けた集大成のような一冊。北の島に咲き誇る美しい花たち、そしてそれらの花々をはぐくんだ自然。憧れをかきたてる魅惑的な一冊で、行ってみたい気持ちがmaxな感じに。

『さいはての花 フラワートレッキング 利尻 礼文 サロベツ』
松井久幸 撮影
松井写真出版 刊
2004年6月 初版発行

主要なトレッキングコースの紹介も掲載されている。
しのんちゃん、ステキな本をありがとう!

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『茶色の朝』

洒落た絵本だが、恐ろしい本である。あるとき、茶色以外のペットは認めない、Matin_brun_2という理不尽な法律が施行される。飼い主は、驚き、悲しみながらも安楽死させる。そのうち… というお話。
それって、荒唐無稽だろうか?

「特定秘密保護法」、憲法9条の基本を無視した「集団的自衛権行使容認」、「武器輸出三原則」を覆す「防衛装備移転三原則」の制定、さらに「共謀罪」…。どれも、多くの国民が反対する中で、民主主義的とは言えない方法で採決された、まさに“荒唐無稽”なものだ。
平和国家の、民主主義国家の、根幹を崩そうとするアベ政権。「茶色の朝」は、この国にも、もうそこまで来ているではないか。


『茶色の朝』
フランク・パヴロフ 物語
藤本 一勇 訳
ヴィンセント・ギャロ 絵
高橋 哲哉 メッセージ

★哲学者・高橋哲哉さんのインタビュー
 「“茶色の朝”を迎えたくなければ、思考停止をやめることです」…ココ!

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『洞窟オジさん』

昭和21年、群馬県大間々町で8人兄弟の4男として生まれた加村一馬さん。
Photo親からひどい虐待を受けていて、13歳のときに、ついに耐えられなくなって家から逃げ出した。台所にあった干しイモと、塩一袋、4合瓶に入った醬油を1本、マッチ、ナイフと砥石を学生カバンに詰め込んで、線路に沿って歩き出した。小学校の時に社会科で習った「足尾銅山」を目指したのだ。一度行ってみたかったのと、廃鉱になっていて人に見つからないだろうと思ったのが理由らしい。
一日遅れで後を追ってきた愛犬のシロと、4~5日一睡もせずに歩き続けたそうだ。以来43年間、山中の洞窟で一人ぼっちのサバイバル生活を送ってきたという、その壮絶な人生を綴った本。

『洞窟オジさん』
加村一馬 著
2015年㋈ 小学館文庫刊
※初出は2004年5月『洞窟オジさん 荒野の43年 平成最強のホームレス驚愕の全サバイバルを語る』で、加筆改稿

数年前にドラマ化されたそうだが、TVを見ないので知らなかった。とある編集者さんに勧められて読んだのだけど、いろいろ面白かった。
サバイバル登山入門』も興味深かったけど、こちらはまた一味違う面白さ。服部さんは“趣味”のサバイバルだけど、この人はマヂモードで、しかもまだ子どもだったし。

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『明治維新という過ち-日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト』

誰かにおすすめされて読んでみた本。連日カンヅメ時の過去本ネタ…
Meiji_ishin_aya_2が、とても強烈なインパクトがある本だった。
“歴史書としては異例の5万部を超えるヒット”だそうで、明治から今の政権にまでつながる、“長州閥”を徹底的に批判している。

「吉田松陰は山県有朋が創った虚像である!」
「久坂玄端は天皇拉致未遂犯である!」
「勝海舟は裏切り者である!」
「長州藩はテロリスト集団である!」

「ひょぇぇ…」と思いつつ読了。
これらについては、文献を引いて、証拠をきちんと書いておられるので、偽書とかトンデモ系ではないと思うのだが、表現がちょっと抒情的なので、イメージ的に損をしているのではと思わなくもない。
まぁお読みでない向きはご一読を。

「明治維新という過ち-日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト」
原田伊織 著
毎日ワンズ 
刊改訂増補版 2015年1月 初版発行

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『8月17日、ソ連軍上陸す-最果ての要衝・占守島攻防記』

読了したのはかなり前なのだが、カンヅメの一日だったので日記代わりに。
Simusyuとてもよい作品だと思った『終わらざる夏』で、占守島の戦いに興味がわいた。
新田次郎さんの小説は、ある程度の事実を元に書かれているようだけれど(戦闘の経緯など)、 実際には、いったいどういう状況だったんだろうかという疑問から手にしてみた一冊。

『8月17日、ソ連軍上陸す-最果ての要衝・占守島攻防記』
大野芳 著
2008年2月15日 初版発行
新潮社 刊

★戦後70年へ、北海道と戦争(どうしんweb)…ココ!
 このサイトにも占守島のことが記録されている。

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『日本会議の研究』

昨日、「大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞」が発表された。Photo
アベトモ…もとい、“森友学園”がらみで話題に上ることが多くなった著述家・菅野完氏の著書『日本会議の研究』が「読者賞」を受賞。極にゃみ的には、ちょうど先日、読み終えたばかりであった。

気味が悪いほどに右傾化が進んでいるこの国の閣僚たち(※後述)。
現政権は独裁と表現してもいいほどの暴走ぶりを見せ、しかも政体としての劣化ぶりは目に余るものがある。
(★山尾志桜里議員による金田法務大臣不信任決議案趣旨説明…ココ!←コレは必聴)
大臣としての適性を著しく欠く人やら、旧来の保守とは一線を画す、極右思想を隠そうともしない閣僚…
これらの流れの背景には、いったい何があるのか。その名前はあちこちで目にするものの、正体がよくわからなかった「日本会議」とは何なのか。
そういった問いに答える一冊。

投票で決める賞を受けたということは、多くの人が読んで、評価したということなのだろう。この国の中枢を動かしてきた闇に光が当たることで、ゆがんだ政治が正されていくきっかけになりますように。

『日本会議の研究』
菅野完 著
扶桑社新書2016年5月 初版発行

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『PEAKS No.91』2017年6月号

『PEAKS』6月号発売。第一特集は「単独縦走」。ソロでのテント泊山行をDsc00984テーマに、巻頭エッセイホーボージュンさん、九重連山、鳳凰三山、奥秩父での取材記事、ソロテントや山メシメニューの紹介など。 ほかに、「単独行の人」ってコトで、加藤文太郎・加藤則芳両氏の紹介、 “ひとりで山に行きたくなる”書籍の紹介など。

極にゃみ的には…いささかザンネンな、

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『PEAKS No.90』2017年5月号

『PEAKS』5月号が発売されてます。第一特集は「登山力 養成講座」。
Peaks90 知力・体力・経験値を上げて、ワンランク上の登山を目指すという内容。カラダの使い方、ウェアリングやパッキングのテクニック、ギアのメンテナンスなど、幅広い内容。
第二特集が「西へ。アルプスの向こう側」と題し、関西の山を紹介。
高橋庄太郎さんによる大峰奥駆け道のルポ、シェルパ斎藤さんによる小辺路の紹介、ガイドの島田和昭さんによる関西の岩場紹介など。
インタビュー記事で、Sky High Mountain Worksタクさんがアツく語ってます。極にゃみ的には、ラストパートの座談会にこっそり登場…

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『おばちゃんたちのいるところ』

ひとり暮らしのOLの部屋のチャイムが鳴った。
Obatyantati 押し売り勧誘泥棒レイプ犯…?の可能性を考えてビビりながら外を伺うと…
訪ねてきたのは、おばちゃんだった。

「えっ、おばちゃん」
「なんや、あんた、ひどい顔して」


つっかけサンダルに金と紫のスパンコールで虎模様を描いた化繊のセーター、といういでたちで現れたおばちゃんは、
「玄関せまっ」
と言いながらどしどしと上がり込んできた。

…という第一話から始まる短編集。これがなかなか面白かったのである。

『おばちゃんたちのいるところ』
松田青子 著
中央公論社 刊
2016年12月 初版発行

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