帰って来たアイツ
草原復元に向けての調査区では、ススキがたくさん穂を伸ばしていた。
前回の植生調査のときにリンドウがたくさん生えてきていることは確認していたのだが、見事にたくさんの花をつけていた。ネザサの刈り込みを行った場所では草原性の植物たちは、確実に帰ってきている。
草原復元に向けての調査区では、ススキがたくさん穂を伸ばしていた。
前回の植生調査のときにリンドウがたくさん生えてきていることは確認していたのだが、見事にたくさんの花をつけていた。いつも通る道ばたで、コンクリートのスキマに生えているレインリリー。
この春はかなりの大株に育ってて、8月のはじめにはたくさん花をつけた。立派になったなーと思ってみていたら、先日バッサリ切られていた。まぁ見た感じ、タダの雑草だしな・・。
ヒガンバナ科の植物で、「ゼフィランサス・シトリナ」という名前なのだが、雨の翌日に咲くことが多いのでレインリリーの呼び名がある。
この株は毎年ココで健気に花を咲かせるんだけど、球根はいったいどうなっているんだろう。
例年花はは8月の上旬なので、切られてあせっても一度咲いてみた、ってところかな。
←昨夜の晩御飯。ちらし寿司に先日K田さんにいただいた人参葉の間引きを散らしてみた。彩りが同じ系列ってコトで![]()
昨日、所用で神戸市立森林植物園へ行った。
北鈴蘭台駅15時発の無料送迎バスに乗ろうと思ったら、乗り継ぎが3分しかないのに、改札機のエラーで出られない。なんだかんだしているうちにバスは目の前を走り去り・・送迎バスは1時間に1本。歩きましたがな、炎天下を30分。暑いっちゅーねん。
で、F本さんにちょこっとお願いごとをして、ついでにいろいろお話しながら弓削牧場のソフトクリームをご馳走になった。美味![]()
せっかく来たので園内を少々散策。ハマウツボ科の寄生植物で、イネ科の植物の根に寄生する「ナンバンギセル」を初めて見た。
万葉集などで「思ひ草」として謳われているそうだ。
「道の辺の 尾花が下の思ひ草 今さらになぞ ものか思はむ」
紅葉にはまだ少し早いが、秋草がいろいろと咲いていた。ココはほんとにいつ来てもいい植物園だなーと思う。今年はもう4、5回くらい来ているだろうか。紅葉したらまた来よーっと。
★神戸市立森林植物園
神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
078-591-0253
今回の“シルバーウィーク”山行で出会った花たち・・
新穂高温泉からのアプローチでたくさん咲いていたのは、キク科シオン属の「ゴマナ」。地味で小さな花だけどかわいらしい。
同じく林道にて・・
サラシナショウマかと思ったけど、オオバショウマかも。試験管ブラシみたいでかわいい。
キミは何アザミ?
極にゃみ的には、アザミはアザミ、まぁええか。
標高の低いところでよく目立っていたのがミズキ科のゴゼンタチバナの赤い実。
オオヒョウタンボクやマイヅルソウの実もいっぱいあった。
サワヒヨドリ?
キク科フジバカマ属だと思うけど、葉をちゃんと見なかったので同定できない。
夏の名残のトリカブト。
南岳西尾根ではコケモモがたくさん実っていた。ベニバナイチゴもたくさんあった。食べてみたけど・・
これまた同定できない・・セリ科シシウド属?
降りてきて、穂高牧場あたりでたくさん見かけたのはノコンギク?
涼しげな青紫がキレイ。
普段歩いているところと違う山域に行くと、いろいろ新鮮・・・
うちのバラたちが最盛期を迎えている。
面白い咲き方をするのが、「サハラ」というクライマーローズ。
つぼみは濃い紅色で、咲き始めはこんなビビッドなオレンジ色。
満開になる頃、柔らかなアプリコットカラーに変化。
咲ききると、花びらの先がほんのりピンク色をした白っぽい花になる。
とても“同一”には見えない不思議な色変わりをするバラなのである。
色変わりと言えば・・
「Souvenir d'Anne Frank」というバラもそう。
ま、これに比べるとうちのコは“はげた”っぽい感じが否めなくもないが・・
★「Souvenir d'Anne Frank」については・・ココ!
先日、前夜泊で行った雪彦ツアーのときにお世話になったお宅にて・・
あるじ夫妻が丹精された趣味のいい山野草がとりどりに咲き乱れていた。
まずは・・
泊めていただいた離れの玄関に咲いていたスイカズラ科の「オオデマリ」。上品な黄緑色が清楚な感じ。
庭のあちこちで花を咲かせていた「エビネ」。
ランの仲間にはとんとうといのだけど・・
小さくてかわいらしい「イカリソウ」。
ほんとに錨のような個性的な形をしている。
名前がわからない白い花・・
葉がとても変わっているので、調べたらわかるだろうと思ったけど・・現在不明。
1cmにも満たない小さな花です。
ラン科の「クマガイソウ」。初めて見た。デカい。
葉っぱもかなり個性的。
猛毒だが、花はなかなかきれいな「シキミ」。
時々この実を誤って食べてひどい中毒を起こすケースがあるらしい。
アルチュウハイマー属ノンベエ科「カメさんH」さん。分類的にはにゃみにゃみ。と同類です。
今回いろいろお世話になりました。
★自生種編「雪彦山で出会った花たち」 ・・・ココ!
例年、GW山行から帰ってきたら咲いているにゃみ庭のバラたち。
今年こそは開花のその日にばっちり見よう!と思っていたのに・・農園合宿から帰ってきたらいっぱい咲いてた。あーぁ。
柔らかなベビーピンクが上品なフロリバンダの「優花」さん。バラの品種名をどうしても覚えないにゃみ家の人々だが、ナゼかこの子だけは「優花さん」とサン付け本名で呼ばれている。
極にゃみ的には優花さんに決して負けていない美しさだと思う、シュラブローズの「ケアフリーワンダー」。病害虫に強く、お世話しなくてもびっくりするほど花を咲かせる・・という意味のベタなネーミングに問題があると思う![]()
優花さんとは系統の違うピンクだけど、可憐で美しい。
ちゃんと誘引してないので、野放図につるを伸ばしているクライマーローズの「新雪」。
ぽってりと大きな花姿はかなり昔風の雰囲気ではあるけれど、剣弁咲きのバラらしい風格がある。
同じくクライマーの「サハラ」。
結局どの子が一番咲きだったのかよくわからないんだけど、まぁいいか。
当分の間、家中がバラだらけになってしまうにゃみ家なのであった。
天気のいい休日となった今日の午後・・
いろんなファイルを中途半端に開いたまんま、少しは山を歩きに行こう、と決意して六甲山へおでかけ。ずっと憧れていた可憐な“踊り子”さんに会いに行ってきた。
シソ科の「オドリコソウ」。花笠をかぶって輪になって踊っている娘さんをイメージしたネーミングだと思うんだけど、なぜかこれまで一度も会ったことがなかった。
それが、たくさん咲いてるよ!との観察会仲間からの情報で、行きたいと思いつつずーっと保留してた。で、いろいろ未遂の案件をかかえつつ、せっかく天気もいいしってことで午後にプチ脱走して会いに行ったわけ。踊り子さん、まだたくさん咲いていてくれてびっくり。
つぼみもとってもかわいい。(以上2点、クリックで拡大します)
この近くで、六甲山本体(?)では初めてお目にかかる「ホタルカズラ」。ムラサキ科ムラサキ属の植物だが、極にゃみ的にはなかなかお目にかかれなかった花。
今日はひとりで心静かに歩いているせいか、いろんなものに出会えるなー。
ヒメハギ科ヒメハギ属の「ヒメハギ」。
べつに珍しいものではないけど、小さくて目立たないので、出会えたらとてもうれしい花のひとつ。
これも出会えてうれしかった「チゴユリ」。ユリ科の可憐な花だ。六甲山にはたくさん生えているけど、ちょっと高山植物的な面影がある。
プチ脱走で少しリフレッシュ。やっぱ山はいいなぁ。 ・・・ってばかり思えないモノにも出会っちゃったんだけど。それについてはまた後ほど。
機会を得て、今が旬のタケノコを掘らせてもらうことになった。
にょっきりと顔を出したかわいいやつ。周りを少し掘って、狙いを定めて細いくわで一気に掘り上げる。
お手本を見せてもらって、いくつか掘ってみたけど、そもそも道具というのは使い方にコツがあるようで、熟練者がやると一撃でむくっと土から出てくるんだけど・・
どうも狙いの定め方がおかしいのか、途中で折れてしまったりする。
それでも、掘りたてのタケノコはとってもみずみずしくて、タケノコ特有の香りもとてもフルーティ。少しそのままかじってみたら、ほんのり甘い糖質の味。掘りたてはナマで食べられるってホントみたい。たくさん掘らせていただいたので、いろんな食べ方で筍三昧が楽しめそう。
やんなきゃなんない作業はあるけど、天気がいいので
せめて半日だけ歩こうと武田尾へ・・。街の桜はもはや“落花盛ん”で葉桜になっているけれど、山桜はまだまだこれからが見頃。
そこで、毎年必ず訪れる武庫川渓谷沿いの桜の名所に行ってみることにした。“桜学者”として名高い故・笹部新太郎氏の演習林跡を、宝塚市と「櫻守の会」が整備した「桜の園」である。
武田尾駅から下流へ500mほど戻ったあたりから始まる「旧福知山線廃線跡」から入って行く。
短いトンネルをふたつ越えると、桜の園への入り口がある。
「亦楽山荘(えきらくさんそう)」とは笹部氏が蘇東坡の漢詩『於潛令同年野翁亭』の一節から名づけたものだそうだ。
園の外周を巻くようにつけられている「遠見の道」を登り、満月瀧の少し上から沢筋を詰めあがる。南西から山頂へ続く尾根に出て、大峰山頂へ・・
山頂と言っても、まったく展望はなく、なだらかで広い落葉樹林の中に、ぽつんと三角点がある。
不動岩とか大岩岳あたりからよく見えるのに、こちらからは見えないんだな。高い樹林のせいで。
あずまやのある「育樹の丘」から「さくらの道」を下った。
樹齢100年ほどはあると思われるヤマザクラの巨木が、淡い色合いの花を咲かせていた。やはり山桜には、独特の気品と風格があるように思われる。
★昨年の「桜の園」 ・・ココ!
奇しくもまったく同じ日だった・・
神戸市東灘区にある小さな桜の名所「櫻守公園」。
水上勉さんの小説「櫻守」の実在モデルである桜博士・笹部新太郎氏の邸宅跡を公園にしたところで、住宅地の中のこじんまりとした公園ながら、流水を配したなかなか風流な佇まい。
笹部氏の名を冠した「ササベザクラ」をはじめ、10種もの桜を見ることができる。
昨日立ち寄ってみたが、見頃はまだ今週いっぱいくらい続きそう。
←華やかな面立ちのササベザクラ
詳しくは・・ ココ!
★「岡本南公園」 兵庫県神戸市東灘区岡本5
阪急神戸線岡本駅下車 北側改札から線路沿いに西へ徒歩3分
2009年3月の連休に訪れた広島県の三倉岳で出会った花たち・・
シハイスミレ?
あちこちの陽だまりで咲いていたけれど、みんなこの系の色だった。六甲山で一番よくみるタチツボスミレは見かけなかった。
←クリックで拡大
なんだかわからないキノコたち・・
ホコリタケでもなく、中は黄緑色のスポンジ状だった。
落花してもなお色鮮やかなヤブツバキ。
小ぶりで色の濃い花が多かった。
今にも咲きそうな、コバノミツバツツジ。(だと思うんだけど・・)
全山に点在し、清楚な彩りを添えていたタムシバ。六甲山ではまだみたいだけど・・
同じ花崗岩質の山なので、六甲山でみかけるのと同じような植物が見られた。これから新緑の季節にはキレイなんだろうなー。
←クリックで拡大
毎年ソメイヨシノより1週間くらい早く桜みたいな花が咲く。ずーっと桜だと思っていたんだけど、昨日ふとFM802を聞いていたら、ヒロさんが「あれはベニバスモモ・・」って喋ってて、気になるので行ってみた。はたして、満開・・・を少し過ぎたって頃合?
近寄ってみてみると、白っぽい五弁花で、サクラによく似てはいる。「紅葉李」という木で、花と同時に展葉する葉が少し赤みを帯びているため、別名を赤葉桜とも言うそうだ。赤い実が実るそうなんだけど、今まで一度も気づかなかった・・
花のアップはこんな感じ。
そう言えば、この東側にはサンシュユも咲いていた。福岡県のみで栽培されている稀少な品種「あまおう」。
日本一のイチゴを目指して品種改良されたもので「あまい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字から名づけられたのだとか。ジューシーで味が濃く、爽やかな甘さの、とってもゴージャスなフルーツだ。
ところで、ふつう果物はタネが実の中に入っている。「実」というのは花の「子房」が肥大したもので、美味しい果物というのは、だいたい鳥や動物に食べてもらって、ついでに中のタネを運んでもらおうという戦略で進化したものだ。
ところで、イチゴの場合はつくりが少し違う。表面にたくさんある“つぶつぶ”のひとつひとつが果実で、果肉はほとんどない。んじゃ、美味しい赤い部分はナニ?かというと、花の“床”にあたる「花托」が肥大したもので、専門的には「偽果」というらしい。偽装でもナンでもいいけどねぇ、こういう場合は。何しろホントに美味しいし。
六甲山ガイドハウス・案内人つながりの清水孝之さんが、
お仲間と共著でチョウと食草の本を出版された。神戸市で撮影された79種のチョウを紹介しているもので、写真が非常に美しい。チョウの幼虫は特定の植物を食べるので、チョウを探すときにはその食草を探せというほど重要な存在だが、食草を共に紹介した図鑑はめったにないそうだ。そういう意味でもなかなか価値のある一冊ではないかと思う。著者直販だったので勢い余って2冊買っちゃったけど、誰かいる?手渡しできるなら・・
『神戸・六甲山のチョウと食草ハンドブック』
ほおずき書籍 発行 星雲社 発売
2009年3月29日 初版発行
大塚喜久・今給黎靖夫・清水孝之 著
★極にゃみ的にいつもお世話になってる清水孝之さんのサイト・・ココ!
住吉川の河口に近いエリアで出会った花たち。
南アフリカ原産の「オキザリス セルヌア」、和名ではオオキバナカタバミ。在来のカタバミに比べるとかなりの大型。園芸種として植えられていたものが半分野生化している。
グランドカバーとしても最適な品種で、自主的に(?)街路樹の根元で可憐な花を咲かせている。
六甲ライナー「南魚崎駅」の側で・・誰かが植えたものが野生化したのか、どこかから種が運ばれてきたのか・・ニオイスミレが群落を作っていた。埋立地なので、どっかからどうにかして来たわけだけど・・
住吉川公園そばの橋のたもとで、サクラ?が咲いていた。
小さな木だけど、7部咲きくらいの雰囲気。
これもサクラ?
コチラは魚崎北町の川井公園の裏手。
もひとつオマケ。石垣のスキマから勝手に生えて花を咲かせてたけど・・どう見ても園芸種だよなぁ?
寒の戻りで冷え込んだ昨日・・春を告げる可愛らしい
黄色の花「サンシュユ」に出会った。ミズキ科の落葉樹で、「春黄金花(ハルコガネバナ)」の別名がある。くっきりと印象的な色合いの花のイメージからのネーミングだが、秋には赤くて美しい実をつけるので「秋珊瑚(アキサンゴ)」という別名もある。実を漬け込んで滋養・強壮の薬効がある山茱萸酒を作ることもできるのだとか。
冬中ずっと花を咲かせ続けていたようだが、シソ科の「ホトケノザ」も、茎が立ち上がってきて、ますます勢いづいてきた。可憐な花だが、畑でははびこって手に負えない雑草だ。
ゴマノハグサ科の「オオイヌノフグリ」もたくさん咲き始めている。気の毒なネーミングの花だが、とても可憐な春の野の花の代表種。極にゃみ的にはこのやさしげなブルーが大好き。
どんな花も出会うとうれしくて、咲いているといとおしくなるものだけれど、このコはちょっともの悲しい。
なぜなら・・あの美味なる「桜島大根」の花だから。トウ立ちして開花しているということは、大根はもう食べごろを過ぎてしまっているということ。残念・・だけどキレイ。
六甲山からの帰り、To井さんが歩いて降りられるというので
ご一緒させていただくことに。To井さんは、たいへん人気のある観察会を毎月定例で主催されている方で、植物全般に関して非常に造詣が深い。油こぶしを下ったが、この季節は花はほとんど見られないので、コケやシダを中心に教えていただいた。
←もう少し季節が進むと、可愛らしい玉状の胞子体を作る「タマゴケ」
人気インタープリターを独り占めでとても贅沢なひと時ではあったが、「これは知ってる?」「あれは?」と口頭試問状態にしどろもどろ・・
「六甲山、よく歩いてるんじゃないの?」
「歩いてますよ」
「いったいナニ見て歩いてるの?」
ううーん
勉強不足です~
また機会があればご一緒させてくださ~い![]()
※写真は「コウヤボウキ」の花の綿毛。
日本ではコウヤボウキを束にして箒を作ったが、西洋の魔女の乗り物?はエニシダの束で作った箒なんだって。このセンセなんでも知ってる・・
今日は七十二候の一つ「魚氷にあがる」。
かなり花粉の飛散量が増えてきた感じで、目の奥からも春を感じ始めた昨日・・タネツケバナを見つけた。
かつては、この花の咲く頃に稲の種まき(モミを水につける)をしたと言われているが、けっこう寒い頃から咲きはじめるような気がする。アブラナ科。
大好きな早春の味覚、蕗の薹。
優しい色合いに春を感じる・・
地下茎でどんどん増えるけど、日当たりが好きなので荒地や土手などに生える。キク科。
冬中ずーっと咲き続けてたような気もするんだけど・・シソ科のホトケノザも茎がぐぐっと立ち上がってきた感じがする。
個性的な唇型の花を咲かせるが、開かないままの閉鎖花と半々くらいの咲き方だった。
ハコベもひっそりと開花。
どこにでも生えるおなじみの花だが、小さいのでじっくり眺めることもあまりない。ナデシコ科で、一見10枚に見えるはなびらは、実は深く2裂したものが5枚なのである。
梅も咲いてた・・すっかり春ですね。
Camellia japonica、ツバキ科ツバキ属のヤブツバキが咲いていた。
椿は字の如く春の花。六甲山系あたりでは2~4月くらいが花期だが、気温が高めだと12月くらいから咲くこともあるようだ。照葉樹林を代表する常緑樹だが、なぜか日本海側の海岸沿いなどにも自生地が存在する。そんなところにはセットで「八百比丘尼伝説」が伝わる。それは・・
人魚の肉を食べたために不老不死になってしまった八百比丘尼が諸国を旅して歩き、人々の役に立つ椿の樹を植えたのだというお話。若狭の小浜には墓が残されている。
実際には、今より平均気温が高かった時期(6000年位前=縄文海進期;現在より1~2度気温が高く、海面が3~5m高かった)に暖地の植物が北進し、その後再び気温が下がったために部分的に取り残されたということなのだが、昔の人の目で見てもヤブツバキが日本海側にあることに違和感があったのだろうか。だとすれば、恐るべき観察眼ではないか。
マツバラン科マツバラン属の常緑多年草で、
茎だけで構成された「根も葉もない」特異な植物。地下茎には菌類が共生しており、菌根のような状態で栄養を得ている。岩や樹上などに生える着生植物だが、このユニークな姿のせいで江戸時代から園芸植物としてコレクターの間で珍重されてきた。自生地が激減しているため、レッドデータブック(環境省絶滅危惧II類)に指定されている。
ところでこの植物は、非常に古い歴史を持つ。今から35億年前、地球上に初めて生物が発生した頃、紫外線が強すぎて生物は海中でしか生息できなかった。その後30億年くらいその状態が続いたが、海藻類がつくる酸素が元になって徐々にオゾン層が形成され、5億年くらい前には地上でも生物が生きられる環境になってきた。シルル紀に最初の生物が地上に進出したと推測されているが、それが何なのかはまだ判明していない。コケ類かシダ類のいずれかと言われているが、今のところどちらが先なのかを示す証拠は見つかっていないそうだ。
しかし、発見されている陸上植物の最も古い化石は古生マツバランで、それが退行的に進化してコケ類が発生したのではないかという説もある。現在のマツバランはその頃とほとんど変わっておらず、言わば植物版シーラカンスのようなものらしい。
そんな古くから生き延びてきたマツバラン。繁殖力が弱いわけではないようだが、乱獲などで絶滅することのないようにしたいものだ。
以前に福井で見つけてとっても美味しかった辛味大根・・
タネが売られてないかなーと思ってずっとあちこち探してたんだけど、見つけられなかった。んで、先日福井に行ったときにくまさんに聞いてみたら、「からいね」っていう品種のタネを見つけてきてくれた。
それをプランターに蒔いておいたら・・ついに発芽した。ふっくらとした双葉が元気に顔を出してる。
「からいね赤」という赤紫の品種も同時に蒔いたんだけど、こちらは少しオクテみたい。でも芽が赤くてかわいい!
こんな感じのミニサイズの大根になる予定なんだけど・・、実は蒔き時が9月で、順調に生育すると約90日で収穫できるらしい。ってことはホントはそろそろ収穫期?
畑の先生K田 さんに聞いたら「それだけ時期がずれてたらアカンのと違うか」とのこと。しかもこの品種は春蒔きには適していないらしい。ってことは本格栽培は来年の夏・・気の長い話やなー。
とりあえず発芽したこの子たちを大切に育てよーっと。
ピンク色に染まった木があったので、なんだろうと近づいてみたら・・
コバノミツバツツジだった。早春を彩る花だが、ツツジの仲間はよく妙な季節に咲いているのをみかける。こういう花を「帰り花」「忘れ花」と呼ぶそうだ。葉が枯れかけながらも満開の風情なのだが、この株は来春いったいどうするつもりなんだろう?大きなお世話だけど。
うかうかと 咲き出でしこの 帰り花 (高浜虚子)
帰り花 旧き良き代を さながらに (富安風生)
凩(こがらし)に 匂ひやつけし 帰り花 (松尾芭蕉)
←これはまっとうな季節感のサルトリイバラ。
そう言えば先日、むかご採りの師匠がこいつにとっ捕まってひとり「俺は猿じゃない!」って叫んでおられたのがみょーにお茶目で印象的であった。
モミジバフウが紅葉しててとっても綺麗。
地面をカラフルに彩るモミジバフウの落葉。
可愛らしく色づいているのは、ウドの実。
初冬の花、サザンカも華やかに開花。
明日から11月なのだが・・二季咲きの「ジュウガツザクラ」も咲いている。明日は二十四節気の霜降という頃になってようやく開花を開始したおとぼけ系の朝顔。
沖縄などに自生している植物で、ヒルガオ科イポメア(サツマイモ)属のツル性の常緑多年草。
にゃみ母が夏前に近所の花屋さんで苗を買ってきて 植えていたのだが、いっこうに開花しないままに夏が過ぎ、ナニを思ったのか今頃咲き始めた。
ツル植物ジャングル状態になっていてよくわからないんだけれど・・
摘んでみるとこんな感じ。
5裂?掌状?の不思議な葉っぱ。
茶花っぽい雰囲気だけれど、お茶席だったら10月に朝顔を活けるわけにはいかないだろうなぁ、やっぱり。
茶花と言えば、杜鵑(ホトトギス)も咲き始めた。これは正真正銘秋の茶花だろう。
茶花シリーズをもうひとつ、藤袴。山野でよく咲いているヒヨドリバナと近縁のキク科の園芸種だが、この子は福井のくま家からきた子。無事に活着して夏を越し、めでたく開花しました~![]()
昨日保塁でもみかけた「スギヒラタケ」。
少しなら食用にしてもいいとのことだが・・???
真っ白でとってもきれいなキノコ。いっぱいあるんだけどなー。
チチアワタケ?アミタケ?
いずれにしてもイグチの仲間だとは思うんだけど、イマイチ自信がもてないので残置。
ツボとツバがあるから・・テングタケAmanitaの仲間?
これで赤けりゃタマゴタケ・・なんだけど。
ツボもツバもある、Amanita系の生まれたて君。
つるんとしてカワイイ。
シソ科テンニンソウ属の「ミカエリソウ」。
六甲山では、北側斜面のガレ場っぽいところでよく見かける。50~100cmほどの大きさだが、シソ科で唯一の木本だそうだ(落葉低木)。
よほど葉が美味しいらしく、大半の葉が穴だらけで、完全に葉脈しか残っていない気の毒な株もあった。
ノコンギク?から吸蜜中のアサギマダラ?
秋らしくて好きな花・・
キク科のコウヤボウキが咲き始めた。高野山でほうきの代わりに使われたというのが名前の由来だが、この枝を束ねて手箒にし、玉で飾ったものが玉箒(たまばはき)と呼ばれ、正倉院宝物として遺されている。新春の初子の日に皇后様が蚕部屋をこれで掃いて蚕神を祭り、五穀豊穣を祈るという行事があったそうである。
この時期、キク科の花はとても多いが、なかなか見分けられないのがノギクの仲間・・シロヨメナ、白花ノコンギク、イナカギク・・・
いいか、ノギクで(^^ゞ
「ヤクシソウ」かな?
シソ科の「ナギナタコウジュ」。
なぜか伸ばした花序の片側だけに花をつけ、群生している姿はまるで薙刀の大軍のように見える・・かな?
イヌザンショウの実。
秋空に映えてきれい・・
実と言えば・・
「クサギ」の実も個性的できれい。
先日花をさかせていた「ツルニンジン」も実になりかけ・・
地面には、いろんなキノコたちがいっぱい!
そして何と言っても一番秋らしいのは・・
ススキ!
下界はまだまだ暑いけど、六甲山では秋の花々がきれいに咲いてます。連休はぜひ涼しい六甲山へ~
調べてみたら「ミゾソバ」やって・・。
まんまやけど
六甲山で見るのと少し感じが違うよ~な?完全に開花したらこんなに華やかなんだ・・
近所の道端の溝の中で、見知らぬ葉っぱが繁ってくるなーと思っていつも見てたので、今日綺麗な花が咲いているのに気づいてびっくり。溝に勝手に生えてる草とは思えない、可憐で上品な花だ。タデ科の一年草で、シーボルトが来日したときに採集し、帰国後に学名登録したものだとか。
同じタデ科の近縁種のこちらは・・「ママコノシリヌグイ」というビミョーな名前の植物。とげだらけで触るとかなり痛い。これでお尻なんてぬぐった日にゃぁ・・
いったいダレがこーゆーネーミングをするかなぁ?
(2008.9.20 at六甲山)
ほのかな香りにふと顔を上げると・・
銀木犀が咲いていた。金木犀と同じ、モクセイ科の常緑低木だが、香りは金木犀より淡いようだ。
香りも色も、自己主張してます!系のキンモクセイに比べてなんだか清楚で可憐な乙女を思わせる風情だが・・なんとギンモクセイは雌雄異株で、日本には雄株しか存在しないのだとか。オトコだったのか、君はっ!
←とてもキレイだった今日の夕暮れ。
ところで昔、中国の後宮の美女たちは桂花(木犀)の香りを移した酒を口に含んで、“花の香りの息”を演出したんだとか。ミントのガムよか風情があるよな。
風に乗って、ふと香ったのは・・金木犀。
この香りをかぐと秋だなぁと思う。
明日は二十四節気の「寒露」。いよいよ秋も本番、月日が過ぎるのは早いなぁ。
★キンモクセイ
モクセイ科の常緑低木。中国の桂林地方原産、日本には17世紀に輸入された。分類的には白い花を咲かせるギンモクセイの変種で、より香りが強い。
この花を白ワインに漬け込んで作られる「桂花陳酒」は楊貴妃も愛飲したと言われているが、近年の研究によると、金木犀の香りには食欲抑制・体重減少などの作用があり、リラックス効果にも優れているとか。香りをかぐだけで体重・体脂肪率減少し、体調・気分に優れたという実験結果もあるそうだから、せいぜい鼻をひくひくさせながら歩こう。
西宮市大谷記念美術館の庭園に咲く花々。
ブラジル原産の「シコンノボタン」。
葯がクモの足のように見えるためにブラジリアン・スパイダー・フラワーとも呼ばれているそうだ。
このお庭のシコンノボタンは、たまに早春に咲いていたりしてびっくりすることがある。1月に来た時にも咲いていた。
時期が不思議なのはノカンゾウもそう・・
6月に来たときにも咲いていた記憶がある。
この時期らしいには「コムラサキ」。
クマツヅラ科の落葉低木で、「小式部」の別名も。
斑入りの葉が美しいタカノハススキ。涼しげで風流な趣きを添えている。
これも斑入りというのか・・
ヒガンバナの後ろに見えているのは、白髪の仙人のような雰囲気の変わったマツ。なんとなく上品な感じで、美しい庭園に風格を添えている。
本当によく手入れされたお庭で、いつ来ても楽しませてくれる。
■1月の大谷庭園
■4月の大谷庭園
■6月の大谷庭園
キク科タカサブロウ属のジミ~な花。なんか最近ジミ特集だな・・![]()
稲が実る頃に田の畔などに咲く花で、在来種とアメリカタカサブロウという外来種があるが、見分け方が難しいそうなのでどっちでもいいや。
奇妙な名前がついているが、由来については諸説があってよくわからないらしい。止血やタダレに効く薬草で、爛れ目を治すのに用いたことから「タダレメ」→「タカサブロウ」という説がよく紹介されているが、ちょっと無理がないか?
ジミと言えば、負けていないのが「ハキダメギク」。秋口に咲くが、ほとんどのひとは咲いていることすら気づかないくらい。
あんまりなネーミングだが、名付け親はあの牧野富太郎博士。大正時代に発見された熱帯アメリカ原産の帰化植物で、キク科コゴメギク属の一年草。
今、六甲の中腹~山頂部でジミ~に咲いているのが・・
ジンチョウゲ科ガンピ属の「キガンピ(黄雁皮)」。ガンピと似てるけど、花の時期があまりに違うし、なんとなく面立ちも違う・・と思って調べてみたら、近縁の別種だった。
ガンピは晩春、キガンピは晩夏から初秋にかけて咲く。また、ガンピは葉が互生なのに対してこちらは対生。花もなんとなくキガンピの方が地味。似てるのに微妙に違うところがキョウダイっぽくて面白い。人間でもいるよな~、お姉さんはぱーっと華やかな美人なのに、妹はなんかジミでぱっとしないとか。ま、うちは逆だけど。
★ガンピは・・ココ! ね、色も咲き方も、キガンピよかびみょーに華やかでしょ。
公園や空き地などに咲いている萩の仲間。
白っぽくてあまり目立たない「メドハギ」。茎がまっすぐで硬いことから、古来より「占筮法」の「筮(めどぎ)」として用いられてきたとか。50本の細い棒を使って占うもので、後に竹で作られるようになったので「筮竹(ぜいちく)」と呼ばれるようになった。マメ科ハギ属。
法面緑化に用いられているが、ほとんどが中国・朝鮮半島から輸入した種だそうで、在来種との交雑などが心配されている。
北米原産の移入植物「アレチヌスビトハギ」。まさしく荒地にも生える逞しい植物。タネは“ひっつき虫”で衣服によく付着する。くびれて曲がったさやの感じが、盗人が忍び足で歩いた足跡に見える・・ことからのネーミングだとか。本家の「ヌスビトハギ」は実が2連なので、ちょうど足跡に見えたようである。こちらは連続してトトトトト・・・と歩いた感じ?マメ科ヌスビトハギ属。
保塁岩への行き帰りで出会った花たち。
キキョウ科のツリガネニンジン。草原性の多年草で、照葉樹林化しつつある六甲山では分布が限られているかもしれない・・
ベル型の花がとてもかわいらしい。
キク科タムラソウ属のタムラソウ。草原~林縁に生える多年草で、アザミとそっくりなんだけど、トゲがないので触れてしまっても痛くない。
はっとするほど色鮮やかで美しい。
極にゃみ的には六甲の秋を代表する花のひとつだと思う、ヤマジノホトトギス。ユリ科ホトトギス属の多年草で、斑点模様が鳥の杜鵑に似ていることから名づけられたとか。が、学名は「ニホンのガマガエルっぽいユリ」っていう意味だったような・・?
春先の若芽はてんぷらやお浸しで食べられるらしい。
保塁岩中央稜上部のテラスで満開になっていたのは・・ツツジ科ホツツジ属のホツツジ。
ツツジ科では最後に花をさかせる種と聞いた。
個性的な横顔を見せているのは、シコクママコナ。ゴマノハグサ科ママコナ属の一年草で、「半寄生性」という不思議な生態を持つ。イネ科やカヤツリグサ科の植物の根に寄生すると大きく育ち、単独で生えると小さい株になるという。
(師匠!シソ科でもなければ、木本でもなかったのでどっちも間違いでした・・)
秋らしい趣で極にゃみ的お気に入り、ワレモコウ。地味な花だが、意外なことにバラ科だったりする。花びらが退化してガクだけが残されたのだそうだ。
お月見のときには、ススキと共に活ける花だけれど、そう言えばこの日はまさに中秋で、まんまるなお月様がぽっかりと出ていた。
そして・・雨上がりのこの日は「きのこ祭り」でもあった。
いろんなきのこたちがあちこちでわらわらと伸びだして・・
大量に生えていたこれは、「アワタケ」。美味しいのかなぁ・・?
タマゴタケの幼菌か?と拾ってみたら、毒菌のテングタケだった。オソロシ。
こんな華やかな色のきのこも・・
秋ですなぁ。
花壇のはしっことか、生垣の根元なんかで今花盛りになっているのは・・
ヒガンバナ科の園芸植物で、先日紹介した“シトリナ”と同じ仲間の「ゼフィランサス・カンディダ」、和名は「タマスダレ=玉簾」。
常緑多年草で、球根でどんどん増えるので、グランドカバーなどに多用されて一般的な植物だが、根茎部分は有毒。清楚な白花だが、極にゃみ的にはユリ科とヒガンバナ科の見分けがつかない。だって花なんかハナニラそっくりだし。
日曜日に不動岩で出会った花たち。
マメ科ハギ属の落葉低木の「キハギ」。六甲山系では比較的稀な植物だそうだ。
岩場に貼り付くようにひっそりと咲いていた。
こちらは、キンポウゲ科カラマツソウ属の「アキカラマツ」。長野の高遠地方では古くから「高遠草(たかとうそう)」という名前で健胃薬として用いられたそうだが、用量を超えると神経麻痺、血圧降下などを起こす毒草だそうだ。薄クリームの可憐で繊細な花。
同じくキンポウゲ科の「センニンソウ」。
ほのかに甘い香りを漂わせる上品な花だが、これも毒草で、「馬食わず」の別名がある。花後の実がユニークで、仙人のひげのような状態になるそうだが、あいにくまだ見たことがない。今年はじっくり継続観察しようっと。
秋の七草のひとつ、マメ科クズ属の「クズ」。こちらは毒はなくて柔らかな葉をたくさん繁らせるので、かつては牛馬のえさとして、ツルは縄がわりに、また繊維をたたき出して織物に、根茎のでんぷんは精製して「葛粉」に、皮をはいで乾燥させたものは生薬の「葛根」にと有用な植物だったが、今では空き地に繁茂して“邪魔モノ”扱いされているのがちょっと気の毒ではある。
昨日訪れた茶山台で秋の七草のひとつ、萩が咲いていた。
マメ科特有の愛らしい花姿、雨の中でも意外にビビッドな色合い。けれど萩には、淡々と咲いて、秋雨にうたれながら淡々と散っていくイメージがある。
我妹子に 恋ひつつあらずは 秋萩の
咲きて散りぬる花にあらましを
弓削皇子(万葉集)
想い焦がれて苦しむよりはいっそ潔く散ってしまいたい・・そんな想いを表現するのにはぴったりの花だと思う。
★秋の七草
「秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り
かき数うれば 七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花 葛花 撫子の花
女郎花 また藤袴 朝顔の花」 (山上憶良 万葉集)
ちなみに尾花はススキ、最後の“朝顔”は、キキョウのこと。現在“朝顔”と呼ばれている花は、熱帯原産で日本に渡来したのは平安時代だと言われている。なので、万葉時代に詠まれた「朝顔の花」がナニなのかについては諸説があるが、桔梗というのが定説のようだ。
ロードサイドの植え込みに黄花コスモス(C. sulphureus Cav.)が咲いていた。
キク科の一年草で、“秋桜”とも呼ぶ普通のコスモス(C. bipinnatus Cav.)に比べると暑さに強く、ひと足早く開花する。花は鮮やかなオレンジ色で、花ことばは“野性美”。
どちらも学名の「C.=Cosumos」はギリシア語で「秩序・調和・美しい・装飾」などを意味する「Kosumos」に由来。はなびらが整然と並んでいることからの命名だそうだ。
夏の花・・ではあるが、やはり秋桜の仲間。たおやかに風に揺れる風情やシックな色合いは、やはり秋の先触れのように感じられる。
夏合宿の往路で通った新潟県の長岡では、秋桜が満開のところがあってびっくりしたけど、関西ではまだしばらくこの黄花が主役かも・・
道端のブロックのすき間から茎を伸ばして、リッパな花を咲かせているのは・・
「タカサゴユリ(L. formosanum/台湾原産)」と奄美諸島から台湾に分布している「テッポウユリ(L. longiflorum)」の自然交雑種である「シンテッポウユリ」か?
なんでこんな隙間で生きられるのかとっても不思議だが、種子による繁殖力が非常に強く、風でタネを飛ばして広範囲に広がるそうだ。
一年目はひょろひょろした葉をわずかに出すだけだが、日当たりなどの条件に恵まれると徐々にパワーを蓄えて、翌年くらいには一気に花茎を伸ばして開花するらしい。たくましいわー・・
どう見ても球根はなさげだけど。それとも隙間でぺっちゃんこの球根作ってるんだろうか![]()
保塁岩からの
下山の時に出会った「スズメウリ」。ウリ科の一年草で、繊細なつるを伸ばして、小さな白い花を咲かせる。カラスウリと近縁で、比べるととても小さいから雀の名がついたとか、実が雀の卵みたいだからとか言われているそうだ。
カラスウリの花は、レースをゴージャスにまとった少々デコラティブな雰囲気、ケバいおねーさんって趣きだけど、こちらはジミ~な妹って感じ?実が大きくなったらぜひまた見てみたいものだ。
ほかには、雨の後だけあってキノコたちがたくさん出ていた。
ヒラタケ型のコレはナニ?
トキイロヒラタケ・・というには色が違うっぽい?
足が黄色い網タイツ状態のこの子は?イグチ科?
あと、真っ白なamanitaっぽい形のきのこがわらわらと生えていた。極にゃみ的には、やっぱ狂言の「くさびら」を思い出してしまうんだよなー。キノコ軍団を見てると・・きのこって、ナニ考えてるのかサッパリわかんないし。
え゛?わかったらコワいかもっ
って??
2008年お盆合宿で出会った花たち。
一番印象的だったのは、一の倉沢出合からすぐのあたりに群生していたエゾアジサイ。
爽やかなブルーが上品で、コワいところから“生還”した安堵感の中でとびきり美しく見えました。
(現地では「ヤマアジサイ」と思ったのですが、分布的に「エゾアジサイ」?)
お洒落な斑入りの花も・・・
ユキノシタ科のトリアシショウマ。
テールリッジや岩場の取り付きあたりでは、シモツケソウなんかも咲いていたんだけど・・
キク科フジバカマ属のサワヒヨドリ。初秋の花・・
オミナエシ科のコキンレイカ。
小さくてとても可愛らしい。
バラ科シモツケソウ属のオニシモツケ。
名前はいかついけど、線香花火のような繊細な花が可憐。
イヌザクラのようでもあり、それにしては季節はずれのような気も・・
林道ではリョウブの花が花盛り。
きれいなチョウチョもやってきていました。
林道の足元には、可憐なゲンノショウコが。
ユリ科のヤマジノホトトギス。
我が地元の六甲山あたりではまだまだ先なので、やはりこのあたりは秋の訪れが早いのだろう。
可愛らしいウドの花にも出会った。
極にゃみ的今回の発見は・・初めて出会った「カリガネソウ」。クマツヅラ科の植物で、帆掛草(ホカケソウ)の別名も。なかなか優美で個性的な花だ。
実は、テールリッジから上部でもたくさんのきれいな花たちが咲いていたのだけれど、カメラを出すキモチの余裕がなかったのデシタ。
ほかに咲いていた花たち ・ホツツジ ・イワオトギリ ・シモツケソウ ・ソバナ etc.
←この子はBCでの宴会に飛び入り参加のナントカクワガタ。
保塁岩への登りで出会った花・・花は端境期であんまりないんだけど・・
ユリ科のヒメヤブランがこっそり咲いてた。
ごくごく小さくて、見落としてしまいがちなひっそりとした佇まいが愛らしい。
キク科の多年草、キクイモ。
ミョーな存在感がちょっと違和感あるけど・・。
地下根茎は「イヌリン」という成分を含み、いろいろな薬効があるとかないとか・・
ただ美味しくはないし、食用に加工するのはとても面倒だそうだ。美味しくないならトライする価値もないか。
ヘクソカズラなんかも咲いていたけど・・この日、大気がとてもクリアで、眺望が素晴らしかった。午後には積乱雲の発達が観察できた。
夕方までクライミングを楽しんで、その後ナゼか道場駅前酒場(?)へワープ、しばしまったりと夕涼みBeerタイム。アテいろいろゴチでした!
夏のあぜ道などではっとするほど情熱的な色の花を咲かせているのは・・
ヤブカンゾウ。中国原産のユリ科の多年草で、観賞用に移入したものが野生化した。朝咲いたら夕方にはしぼむ一日花で、中国ではこの草を身につけると憂いを忘れると言われていたことから「忘れ草」の別名も。花が一重のものは「ノカンゾウ」と呼ぶ。
恋ふれども逢ふ夜のなきは忘草
ゆめ路にさへや生ひしげるらむ
『古今集』より 詠み人知らず
ちなみに、春先の柔らかな新芽は山菜として親しまれており、蕾を茹でて干したものは中国食材の「金針菜(きんしんさい)」。最近は生の金針菜も出回るようになってきているが、日本ではまだまだ稀少な高級食材。鮮やかな緑色、しゃきしゃきの歯ごたえがなかなかGoodな素材で、中華だけでなくて和風に料理してもよく合うと思う。
かわいそうなくらい貧弱・・・
苗で買ってきて「スパルタ農法」で育ててるつもりなんだけど、何が悪いのかサッパリ育たない。一応教科書通り毛だらけにはなってるけど・・
それでも花がさいて、実がひとつなったけど、これがまたプチトマトより小さい・・収穫して食べるべきか今しばらく見守るべきか、なんとも判断できなくて何日もペンディングしている。どうしよう・・
先日、秘密の場所でタマゴタケを見つけた。
タマゴタケはテングタケ科のきのこで、幼菌はたまごそっくりの可愛らしい姿をしている。開いたカサはつややかな紅色で、キノコのなかで一番美しいのではないかと思うほど。しかもとても美味な、すばらしい菌類だ。
それがこんなにたくさん採れたので、ほくほくしながら持って帰った。
カサが開いていない幼菌は、切ると断面がこんな感じ・・
カサの部分が折りたたまれて入っている。
ある程度のボリュームがあったので、一度やってみたかった「バター醤油炒め」にしてみた。コクのある味わいに香ばしく焦げたバター醤油がベストマッチで、(゚д゚)ウマー!
発見したのは以前に師匠から教えていただいた場所なのだが、そう言えば去年も7月末に見つけたんだった。これから秋口にかけてがシーズンなので、楽しみ・・
週末を過ごした台高(高見山~大台ケ原をつなぐ山域)西面の沢にて・・
吉野川の源流に近いエリアで、標高500mちょいだが、さすがに山深いところなのでとても涼しい。各地で猛暑日を記録した週末だけど、暑さとは無縁の快適な二日間を過ごすことができた。
キラキラした夏の日差しに輝いているのは「合歓(ねむ)の木」の花。マメ科ネムノキ属の木で、樹皮には様々な薬効がある。羽状複葉の葉が夜は合わさるように閉じることから万葉集には
「昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓(ね)ぶの花 君のみ見めや戯奴(わけ)さへに見よ」などという艶っぽい歌が記されている(巻八-1461 紀女郎)。
もうひとつ、よく目立っていたのがユキノシタ科アジサイ属の「ノリウツギ」。昔は皮から和紙を作る際に使う糊を作っていたそうである。
純白の装飾花がとても可憐で、涼しげな面差しが魅力的。
沢筋の岩に張り付くように咲いているのはサツキ?
ツツジ科なのは間違いないんだけど、ツツジとサツキの違いがよくわからない・・
とてもあでやかな花色が濡れた岩に映えて華麗な花である。
滝のそばで咲いていたオオバギボウシ。
ユリ科の多年草で、薄紫の可憐な花が涼しげ。
春先の新芽は「ウルイ」と呼ばれて、美味な山菜として知られている。
小さな小さな紫色の花。キュウリグサかな?
ムラサキ科っぽいけどよくわからない。
縁あって出会うことのできた稀少な花たち・・
小さくて可憐な花を咲かせているのはヒナラン。
ラン科ヒナラン属 の植物で、環境省レッドデータブックで絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。近い将来に絶滅する危険性が高い種ということだ。
こちらは、ラン科カキラン属のカキラン。兵庫県レッドデータランクC。
いずれも、見つけた場所はヒミツ。なぜなら・・
こういうものがあるということがわかると、すぐに盗掘されてしまうそうだ。手元でじっくり鑑賞したいキモチはわからなくもないけれど、美しい花は、自生している場所で見るからなおさら美しいのではないだろうか。
自然にあるものを個人が“所有”するべきではないと思うし、まして営利目的での盗掘は絶対に許せない。
昨日出会った六甲山の花たち・・
山麓部では、フサフジウツギが開花を開始。中国原産、ヨーロッパで園芸用に品種改良された「ブッドレア」が“逃げ出し”て広がっているもので、最近とても増えているような気がする。同じフジウツギ科の「フジウツギ」は兵庫県のレッドデータランクCで、ほとんど見かけることはない。
クマツヅラ科のヤブムラサキも開花を開始。同じ紫色系でもこちらは少し地味で、ひそやかに咲いている感じ。
山頂近くの草原では、オカトラノオが開花を開始。シッポのような可愛らしい花序が印象的だが、なんとこれはサクラソウ科の植物。
確かに、ひとつひとつの花をよく見るとそんな雰囲気がしなくもないけど・・
草原性の場所では、ガガイモ科カモメヅル属の「スズサイコ」も咲いている。
あまり目立たない花だが、よく見るととても個性的で面白い姿をしている。この小さな花からは想像のつかないような大きくてユニークな実をつけるそうだが、あいにくまだ見たことがない。結実が楽しみ・・
林縁では、ツリフネソウ科のキツリフネが開花を開始。
これも、近年よく見かけるようになってきたように思う。
咲き残り?をかろうじて見ることができたのが「バイカツツジ」。ツツジ科の植物は六甲山には多いが、これはさほど数が多くないので、梅に似た可憐な花に出会えるとうれしくなってしまう。
下向きに咲く、2cmほどの小さな花なので、なかなかうまく写真に納まってくれない・・
アジサイ科ヤマアジサイの一種「シチダンカ」。江戸時代に来日したシーボルトが『日本植物誌』で紹介したものの、誰も見たことがなく長年“幻の花”とされてきた・・というエピソードのある花だが、シーボルトが紹介したものと同一かは謎?らしい。それはさておき、六甲山で発見されたこの可憐な花は、やはり紫陽花の名所六甲山を代表する花と言えるだろう。
“農”に関心が深まっている極にゃみ的に、今気になってしかたないのが大豆。
日本料理の基本的食材である醤油、味噌の原料であり、「あぜ豆」と呼ばれ、田んぼのあぜで稲と共に作られてきた伝統的作物だ。しかし、手間ひまかけて栽培しても、遺伝子組換えや農薬などを駆使して大規模生産される安い海外産に太刀打ちできないため、国内生産は低下の一途をたどり、自給率はわずか3%まで落ち込んでいる。
南米諸国では大豆の生産拡大のために熱帯雨林が焼き払われ、大規模な環境破壊が進行していることが国際的な問題となっているし、フードマイレージの観点からも国産品の増産が望まれるところ。・・ってなオオゲサな話はさておき、「いっぺん大豆を栽培をしてみたい!」と思った極にゃみ的には、畑を持っている友人にお願いして少々作付けしてもらうことにした。
6月末が種蒔きの適期とのことで、「鶴の子」と「丹波黒豆」を播種。畑に直播きすると、速攻で鳥が掘り返して食べちゃうってことで、ポット苗に防鳥ネットという作戦にした。3週間ほどで定植し、順調に生育すれば10月末くらいに収穫?
ばっちり収穫できれば味噌作りにもチャレンジしたい・・という遠大な野望をも抱いているにゃみにゃみ。なのである![]()
↑防鳥ネット。ごんべ・・ぢゃなくてにゃみにゃみ。が種蒔きゃ、ハトやカラスが速攻でつつくらしい。ヤツラは監視してるのか?
西宮市大谷記念美術館にて。水無月の庭園を彩る花々・・
万葉の昔から親しまれてきた「ノカンゾウ(野萱草)」。
華やかな色なのに、猛き夏草に埋もれて咲く姿はなんだか控えめな感じを与える。ヤブカンゾウが八重なのに対してこれは一重で、素朴な風情。「わすれ草」という別名もあるとか。何を忘れるんだろう。
線香花火のような円錐花序を伸ばしているのは「ニワナナカマド(庭七竈)」。バラ科の落葉低木で、中国北部原産、別名「珍至梅(チンシバイ)」とも。
近縁の「ホザキナナカマド(穂咲七竈)」との区別はよくわからない。
この季節の主役はやはり紫陽花。
一番よく見かけるのは「セイヨウアジサイ」だけど、実は原産地は日本。西洋に渡って品種改良されて“手鞠咲き”といわれる華やかな姿に変身。花言葉は「移り気」・・
同じ紫陽花でも、より原種に近いのが「ガクアジサイ」。花びらのように見えるのは実はガクで、これは“装飾花”。小さな小さな粒々が本花なのである。
極にゃみ的には装飾花を全く持たない「コアジサイ」が一番好きなんだけど・・
2mほどの高さになり、個性的で存在感溢れる花を咲かせているのは「アカンサス」。キツネノマゴ科の植物で、地中海沿岸から小アジア、熱帯アフリカが原産の多年草。
古代ギリシャのコリント式建築の装飾モチーフに用いられたことで知られている。古代の人にとっても強烈な印象があったのだろう。和風の庭園にもマッチしてしまうところがとても不思議で面白い。
けっして生育条件がいいとは思えない岩場に生きる植物たち・・
環境の変化や盗掘などで減っていると言われているツメレンゲが群生していた。人が容易に近寄ることのできない場所だから、彼らには楽園なんだろうか。
ベンケイソウ科の多年草で、環境省レッドデータブック 準絶滅危惧(NT) 、兵庫県レッドデータランクC。晩秋の頃、長い花茎をすっくと伸ばし、かわいらしい花を咲かせる。
本瓦葺きの家が多かった頃には、古い家の屋根にも生えたそうだが、今はそんな屋根の家もめったにない。せめて岩場でしっかりと育って欲しい。
そして・・ツメレンゲとともに生きるのが、クロツバメシジミ。幼虫は葉を食べ、蝶になったら花の蜜を吸って、生涯この植物のそばで過ごすそうだ。
これはCamellia sinensis チャ=お茶の木。
最近、健康食品で「カメリア・シネンシス」という商品名で抗酸化作用を謳ったアフリカ原産のお茶が話題になっているようだけれど、本来カメリア・シネンシスというのは一般的なお茶の木のこと。中国や日本で栽培されているシネンシス系(C.sinensis var. sinensis チャ)、インドなどで栽培されているアッサミカ系(C.sinensis var. assamica アッサムチャ)に大別される。
知り合いからシネンシス系の生葉を少しもらったので、蒸して炒ってみた。釜煎り茶ならぬフライパン煎り茶?なんだかアバウトな作り方だったので、とってもザツい出来である・・
丁寧に揉捻しないと“日本茶”の風体にはならないんだな・・テキトーにやらずにちゃんと製茶法を調べてからやればよかったな~・・![]()
一応淹れてみたけど・・
うーん。。。なんだか、びみょー。。。
ちなみに、サザンカ(Camellia.sasanqua)、ヤブツバキ(Camellia japonica)もカメリアの仲間である。
むかし、都に上って来た僧が雨宿りをしている
と、若い女(亡霊)が現れてそこは歌人として名高い藤原定家ゆかりの「時雨亭」であると教え、葛の絡まる墓へと案内した。それは式子内親王の墓で、許されぬ恋の相手に先立たれた定家の断ち切れぬ想いが葛となって内親王の墓に絡みついていたと言うのが謡曲『定家』。
その植物「テイカカズラ」はキョウチクトウ科の常緑つる植物で、梅雨時に白い花を咲かせ、ほのかに上品な薫りを漂わせる。
式子内親王といえば新古今集時代の天才歌人で、
「玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの弱りもぞする」
という歌で知られ、その忍ぶ恋の相手が藤原定家というのが定説であったが、実は内親王が面影を慕っていたのは法然上人だったのではないかという説もあるそうだ。いずれにせよ、成就しない恋なればこそ趣き深く、美しく思われる・・
昨日、クライミングの途中で出会った植物たち・・
つる植物の「アリマウマノスズクサ」。六甲山にしかないと思ってたんだけど、近縁のオオバウマノスズクサと比較してみたところ、舷部と呼ばれる茶色の口、筒部と呼ばれる壷状の部分の大きさなどから、どうやらアリマウマノスズクサっぽい。ジャコウアゲハの食草で、幼虫がいたようなので、次回来る頃には「お菊虫」と呼ばれる特異な姿の蛹が見られるかも。
イチヤクソウ科イチヤクソウ属の「イチヤクソウ」。多年草だが毎年花をつけるわけではないようで、花に出会えるのはラッキー。鹿蹄草(ろくていそう)という名で生薬として用いられるようだ。
もひとつ、すばらしい発見は・・
キクラゲ科の「シロキクラゲ」
少し透明感のある、真っ白で美しいキノコ。中国では「銀耳」(インアル)と呼ばれる高級食材で、不老長寿の秘薬として珍重されているそうだ。各種ビタミンやアミノ酸を含む栄養豊富な食材で、いろいろな薬効があるらしい。
ノハカタカラクサ(野博多唐草) とも呼ばれるツユクサ科の花。
南米原産の帰化植物で、斑入りの葉を持つ「シロフハカタカラクサ」が逃げ出して斑が消えたと言われている。「ムラサキツユクサ」と同じ仲間(属)だが、純白の花は小さくて、とても可憐な雰囲気。
一日花のはずなのに日暮れ頃になってもまだ咲いていて、逢魔ヶ時に妖精に遭遇したみたいな不思議なときめきを感じた。
山の緑がすっかり夏色の関西と違って、富山県の山ではまだ新緑モード。
北アルプス・剱岳の北西山麓にある馬場島は、標高約800m。この時期、まだ緑もフレッシュな感じで、吹き渡る風もとても爽やか。
毎年6月1日に山開きの行事が行われるが、今年は日曜日と重なったので、例年は行けないメンバーも加わって総勢7名で行ってきた。なぜかこの日は前日が雨でも、きれいに晴れ渡ることになっているのだ。
道の脇では、キンポウゲ科のニリンソウが大群落をなして咲き競っていた。
メギ科のサンカヨウ(山荷葉)は前日の雨に打たれたせいかちょっとぐったり・・とても可憐な花なんだけど。
同じくメギ科のルイヨウボタン(類葉牡丹)。
ユリ科のホウチャクソウ(宝鐸草)。お寺の塔などの軒下に下げる宝鐸に見立てたネーミングだとか。
なんとも個性的なユリ科のエンレイソウ(延齢草)。
木々を見渡すと、タニウツギが花盛り。
可愛らしい黄色の花序を垂らしているのはウリハダカエデ?
ニシキギ科のツリバナ?
ウワミズザクラ(上溝桜)もちょうど見頃。
新潟あたりではこの花のつぼみを塩漬けにして食べるそうだが、どんな味なんだろう・・
ユキグニミツバツツジだと思うんだけど・・
六甲山でよく見かける「コバノミツバツツジ」と比べて葉が大きく、花の色や形も何となく雰囲気が違う。
谷筋にはまだ残雪が残り、初夏と言うよりは晩春の趣き。険峻な山のシルエットがとても魅惑的。
中央の奥で鋸歯状のスカイラインを描いているのが小窓尾根、V字状に切れ落ちた三の窓の右側が五月に登った剱尾根だ。剱は本当に魅惑的な山・・遠くから眺めるだけでもうっとりとしてしまう。
山開き安全祈願祭、鎮魂祭のあとで、地元・伊折の方々が獅子舞を披露してくださった。ユーモラスで、伝統を感じさせる舞いだった。
魅惑的な釣行のプランが雨で流れ、急遽エントリーした富山行きだったけど、よい週末を過ごすことができた。ご一緒させていただいた皆さん、ありがとうございました。
確実に季節は進んでいて、1週間前とはずいぶん違う花が咲いていた。
ウツギが開花を開始。これはユキノシタ科で単に「ウツギ」という名だが、「卯の花」とも呼ばれている。
“卯の花の匂う垣根に・・”と歌われている花だが、この花には香りはない。
同じ季節に咲く花で香りがいいのはこのスイカズラ。
花を吸うと甘い蜜が味わえるのでその名がついたとか。常緑で冬も葉が緑なので「忍冬」の名もある。咲き始めは白い花が次第に黄色くなるため、「金銀花」とも呼ばれるそうである。
清楚な白花シリーズ・・
エゴノキも咲き始めていた。
コガクウツギにも出会ったけど暗くて写真がピンポケてた。
群生してて一番目立っていた花はコレ。ガンピという落葉低木で、和紙の原料となるもの。小さくて目立たないけれど、可憐な薄黄色の花を咲かせる。
足元でひっそり咲いているのは、オカタツナミソウ。浮世絵の波の図柄に似た個性的な花を咲かせる。
夏の花だと思うんだけど・・アザミも咲き始めてた。何アザミかは知らない。
ともかく、季節はどんどん巡っているんだなぁ。
「ウツギ」と名のつく植物にはいろいろあるんだけど・・。
“卯の花の匂う♪”の歌でおなじみなのはユキノシタ科のウツギで、昨日私が大岩ヶ岳周辺で出会ったのはスイカズラ科の仲間たち。ほかにもフジウツギ科のものもあるのでややこしい。
まずは「ツクバネウツギ」。白い可愛らしい花の根元に羽根つきの羽根そっくりのがくをつけるところからこの名がついたとか。街路樹の「アベリア」も同じ仲間。
花の形も咲き方もツクバネウツギによく似ているけれど、さらに小さくて可憐な姿で咲くのが「コツクバネウツギ」。クリーム色の優しいイメージだが、本当に目立たずひっそりと咲いている。
一回り花も大きくて、華やかな色味で咲いているのは「タニウツギ」。もっと色が濃くて紅色をしている「ヤブウツギ」、白花が次第に紅色に変化するため色が混じって咲いている「ハコネウツギ」もみな同じスイカズラ科の仲間だ。
本家(?)のウツギはもう少し季節が進んでからかなぁ?
柔らかなクリーム色で、中心が濃くぽっと灯かりがともったような優美なバラ。
デリケートな色みが魅惑的な、2004年京成バラ園芸作出のフロリバンダ(FL)。ちょうどその頃園芸関係の企画に関わっていたため、縁あって新発売の苗を購入したんだけど、同時期に植えた「優花」や「ケアフリーワンダー」がかなりの大株になってきたのに対してこの子はちょっとひ弱な感じ。上級者向けの品種なのかあんまり育たないけど、花が咲くとやっぱり愛しい。
ほかのバラはみんなすっかり最盛期で、同じFLでも「優花」さんなんかはとーっても華やか。房咲きで、一枝にたくさん花をつけるし、鉢植えなのにどんどん育って、樹高1.2mくらいで枝もしっかり張ってる・・
花の姿はなよやかだけど、実は案外たくましい。
同時に植えた仲間で一番元気なのはやっぱり「ケアフリーワンダー」。
どうせうちのバラたちは全員ほとんどケアされてないケア放棄状態だけど、この子はホントにケアフリーでどんどん育つ。花数も一番多いし、花も華やか。シュラブローズってHTとかFLに比べると“脇役”って印象があるけど、なかなかどうして。
パティオローズの「スカーレットオベーション」も盛りを迎えた。咲き始めと完全開花ではまるで別人みたいになるのが面白い。開ききるとアンティークローズみたいな雰囲気になって、誇り高き若き王女って趣きから、ちょっとアンニュイで悪魔的な大人の魅力に変身・・
5日ぶりに帰宅したら・・・にゃみ庭は薔薇でいっぱいに。
今年一番に咲いた、クライマーの「新雪」
とってもゴージャスな大輪の花をいっぱい咲かせてる。
同じくクライマーの「サハラ」
明るく輝くような黄色がキュート。
シュラブローズの「ケアフリーワンダー」
イマイチ風情のない名前ではあるけれど、その名の通りホントにケアフリーできれいな花を咲かせてくれる。
春から秋まで繰り返し咲く四季咲き品種だけど、春は比較的大きめで7~8cmの花を咲かせる。房咲きでたくさん花をつけるかわいいバラ。
フロリバンダの「優花」さん。
優美な色合いでとっても美しい花姿に思わず「さん」付けで呼んでしまうのであった。
エレガントなミニバラ「チョコフィオーレ」。
ニュアンスのある色みが大人っぽい魅力。
花数は少ないけど、それだけに高貴な感じが・・
高貴な感じと言えば・・
パティオローズの「スカーレットオベーション」
とても華やかな色合いは自信に満ち溢れた若き王女さまって感じの趣き。
ランブラーの「ポールズ・ヒマラヤンムスク」はうどん粉病でダウン・・
そろそろ北山公園のバラ園も見頃かなぁ。
極にゃみ的には、ナゼかすき間から出てくるやつらが気になってしまう・・
石垣なんかによく生えてる「ペラペラヨメナ」。北アメリカ原産のキク科の多年草で、関東以西に広く分布している帰化植物だ。メキシコ小菊などの別名もあり、ひよわなイメージがあるが、耐暑性・耐旱性があり、川沿いの崖や石垣のすき間などどこにでも生えるたくましい植物。
これまた石垣によく生えてるやつ・・「ヒメツルソバ」。
ヒマラヤ原産、タデ科の匍匐性植物で、金平糖みたいな花がとってもカワイイ。早春から秋までずーっと咲いてるような・・。どこにでもあるような気がするけど、園芸店では「ポリゴナム」って名で売られていたりもする。
石垣系可憐な花と言えばこれも忘れてはいけない・・
ゴマノハグサ科の「ツタバウンラン」 。これもヨーロッパ原産の帰化植物で、大正時代に移入されて野生化したもの。よく見ると高貴な雰囲気をたたえているが、どこにでも生えている。
キク科の「オニタビラコ」も舗装のすき間なんかにいっぱい生える。ロゼット状で越冬する様子から「田平子」の名がついたそうで、近縁で匍匐性の「コオニタビラコ」は春の七草のひとつ“ホトケノザ”の正体。
日本全土、アジアからオセアニアまで広く分布しているそうだが、学名が「Youngia japonica」だから日本のものが代表種なのかも。
4月末の芦屋ロックガーデンにて・・・
ゲートロックの上で見つけた、もうすぐ咲きそうなウラジロノキ。バラ科ナナカマド属の落葉高木で、桜に似た可愛らしい花を咲かせる。秋にりんごのミニチュアみたいな赤い実をつけるのも楽しみ。ちょっと渋みがあるけど、味もりんごにそっくり。
ツツジ科のシロバナウンゼン。1センチ半くらいの小さくて可憐なツツジだ。
伊豆半島、紀伊半島南部と並び、六甲山は三大自生地のひとつだが、肝心の?雲仙には自生していないらしい。
地域によっては絶滅危惧種となっている。
ニョイスミレ。仏具「如意」からのネーミング・・?別名ツボスミレ。
すみれの仲間では一番遅くに咲き始め、小さくて目立たない花だけど、意外と分布は多い。
市街地では初夏も間近という趣きだが、六甲山上はまだまだ春爛漫。
林床で咲いているのはケシ科の「ムラサキケマン」。切れ込みの多い葉も独特で、個性的な花。スミレと同じで、アリを誘引する“エライオソーム”という物質によってタネを運ばせる知能派だ。
そろそろ開花を始めるのが「モチツツジ」。春を告げるかのように早春から咲くコバノミツバツツジと対照的だ。
この蕾に触れてみると、ねばねば・もちもちとした感触で、その名の由来がよくわかる。
「アケビ」の花はあいかわらず至るところで咲いている。
こんなにたくさんあるのに、秋になるとなかなか実がみつからないのは、誰かがお先にイタダイちゃってるんだろうか・・
アケビよりひと足遅れて咲き始めるのが「ミツバアケビ」。
花の形はとてもよく似ているけれど、シックなワインカラーが大人っぽくて、なんとも魅惑的な花。
アケビの葉が5枚くらいなのに対してこれは名前のとおり3出複葉だ。
“実”ものでは、苗代を作る頃に実るということで名前のついたグミ科の「ナワシログミ」。
甘酸っぱくて美味しいのもあるけど、しぶーいのも・・・
樹木では、スイカズラ科の「ウグイスカグラ」。
シックなピンク色の可憐な花をうつむき加減に咲かせている。
山麓から山上エリアまで、まだまだ“スミレの王国”なんだけど、今日初めて「エイザンスミレ」を発見。
切れ込みのある葉が独特・・ヒゴスミレの可能性もあるけど、葉の形状からしてエイザンっぽい?
林床でひっそりと咲いているのはカタバミ科の「ミヤマカタバミ」。
真っ白の花と明るい緑の葉が清楚な印象で、“山の貴婦人”って感じ・・・
名前の割に、べつに深山ではなく六甲山あたりに分布するので、実は案外庶民派なのかもしれないけれど・・
今日一番存在感があって華やかだったのはユリ科の「ショウジョウバカマ」。花を咲かせるのだからもちろんタネを作るのだが、実生で増える以外に、葉の先から自分のクローンも作っちゃうという不思議な生態を持っている植物だったりもする。
ヤマザクラ、タムシバ、クロモジ、コバノミツバツツジもまだまだ見頃。花の六甲山へどうぞ~![]()
春の長雨・・・成長期にある植物たちには恵みの慈雨なんだろうか。
週末は晴れてほしいんだけど・・・。
←近所のみぞの中で勝手に咲いてるパンジー。どう見ても野生種のノジスミレなんかじゃなくて、園芸種だけど、いくら宝塚市民がスミレ好きでも、こんなトコに植えませんってー。
ってーか、園芸種もたくましいなぁ~。
ほかにも、のらハーブとかいろんなもんがみぞやら石垣やらで勝手に生息してて、野生の王国状態・・
濃い目の紫が高貴な感じで、ほのかに香りもある優美なスミレ。
それなのに・・なぜか舗装のすき間なんかでわしわしと育ってしまう、逞しい植物でもある。
ところで、極にゃみ的には知らなかったんだけど、とある世界では4月4日は「スミレの節句」なんだそうだ。3月3日は桃の節句で女の子のお祝い、5月5日は菖蒲の節句で男の子のお祝い、んでその間だから・・・
まぁソレはさておき、逞しき乙女って風情のノジスミレは、舗装道のすみっこなんかでこんな風に“勝手に花壇”状態を作り出していたりなんかするのである。いくら宝塚市民がすみれ好きでもこれは植えてない!
ちなみにスミレは雌雄同株で自家受粉もできる、ジェンダー・フリー(?)らしい・・。んん?ジェンダーじゃ~ないよな。
武庫川畔から大峰山南西斜面付近で見た植物たち。★写真はクリックで拡大!
廃線跡のコースに入ったところに植栽してある「オオシマザクラ」。
白い気品ある花が特徴的。桜餅を包む塩漬けの葉はこの品種を用いることが多いとか。香りがいいのだろうか。
桜とみまごう花だが、こちらは「梨」だそうだ。おしべが特徴的で、とても華やか・・・
愛らしいかんざしのような花序を揺らしているのは「キブシ」。これも春らしい趣きを漂わせる花。
可憐な薄紅色の花を咲かせているのは「ウグイスカグラ」。つぼみも愛らしくて・・
地味で目立たないけれど、近くでよーく見てみると案外美しいのが「アオキ」の花。幼子の手を思わせる瑞々しい新芽の間から、キリリと造形的な花序を伸ばす。
優しい色合いで地面を彩っているのは「タチツボスミレ」。
このあたりには、ほかにはナガバタチツボスミレ、シハイスミレが分布しているようだ。
アブラナ科タネツケバナ属の「ヒロハコンロンソウ」だと思うんだけど・・間違ってたら誰か教えて・・・。ユリワサビとは明らかに葉が違う。
繊細な色合いの花を咲かせているのは「シキミ」。葉に独特の香りがあり、古来より神聖な樹とされてきたが、仏事に使うことから縁起が悪いと思われがちな植物。強い毒性があり、「悪しき実」から「シキミ」の名がついたとかなんとか・・
植物では唯一、法律で「劇物」に指定されているものなのだとか。極にゃみ的には美しいと思う。
あちこちに巻きついて可愛らしい花をさかせているのが「アケビ」。葉が五葉のふつうのアケビで、今日は「ミツバアケビ」はひとつも見かけなかった。だいたいアケビの方がかなり花の時期は早いように思う。
雄花と雌花があって、大きくてふくよかなのが雌花、小さく寄り添っているのが雄花だ。
「テンナンショウ」・・?いつも六甲山でよくみかけるコウライテンナンショウとなんとなく雰囲気が違うけど、同じもの? 何とはなしに高貴な感じが・・
暖かい陽ざしが心地よい一日で、爛漫の春の野を楽しむことができた。
庭に植えておいた「山ワサビ」が芽を出した。
2ヶ月ほど前、お土産にいただいた山ワサビを水に漬けておいたら、ある日“ををっ!?”って感じで根と芽が出ているのに気づいた。んで、土に植えて(埋めて?)おいたら・・ばっちり活着。葉っぱが出てきた。どんなふうに成長するのか楽しみ・・
いつの間にか、ニオイスミレが満開に・・
ほのかで上品な薫りがする、とっても気品あるすみれ。いつ植えたのかよく覚えていないけど、毎年律儀に咲いてくれる。学名は「Viola odorata」で、ハーブとしても用いられる品種。
プランターではスイセンが開花。
黄色い花って、春っぽくて眺めるひとを幸せな気分にしてくれる。
中国でタレ流しの有害物質をたっぷりまとって飛来する“黄砂”の方はゴメンだけど・・
どうも黄砂のせいで花粉症がひどいような気がするのは私だけ?
桜のような可憐な花を咲かせる「アーモンド」もつぼみが膨らんで、もうすぐほころびだしそう・・
バラたちも、いつの間にかしっかり芽吹いてた。
クライマーの「サハラ」。一番しっかり伸びていた去年のシュート(新しく伸びた枝)を、うっかり折ってしまって、ゴメンなさい
なんだけど・・がんばって育ってくれい!開花が楽しみだけど、こちらはまだつぼみの気配もナシ・・である。
すっかり春めいて、暖かいから・・・
そろそろスミレでも咲き始めていないかな?と思ったら、今頃になって寒咲菖蒲が咲いてた。日本的で清楚な雰囲気を漂わせてるけど、地中海原産のアイリスの仲間だ。
去年は1月の末に咲いたんだけどなー。今年はニオイスミレがぜんぜん咲きそうにもない。
去年の記事→ ココ!
にゃみ庭に春が来た・・・
ふと気づいたら、ふきのとうがいくつか顔を出してる!数年前にO村家のお庭から一株分けていただいて移植したものが順調に根付いて、律儀に毎年花を咲かせるようになった。O村おかーさまは「はびこるから気をつけてね」って仰ったけど、極にゃみ的には大~好きだからもっとはびこってくれていいし!
お味噌汁にでも入れてみようかな・・
山屋的には、五月山行で雪の山から下りてきたら山麓の道端に咲いている・・ってイメージなんだけど、雪国とは2ヶ月も季節が違うんだな。
ちなみに去年は・・・ ⇒2月下旬に咲いていた!
水底でナニゲに伸びてるのは・・・メ!とネ!ですかっ。
一月ほど前、久々にお目にかかった山の大先輩・Sさんに「山わさび」をいただいた。
転勤で北海道にお住まいになっていたときに育てておられたものを、四国に引越しするときに幾株か移植されたそうで、よく育つのでおすそ分け・・ということで。
で、もしかして芽が出たりしないかなーと思って水に漬けておいたら・・ナント、ホントに出ました!
土に植えてみたけど、にゃみ庭でも育つかなぁー。楽しみ・・・
久々にお目にかかった山の大先輩Sさんは、いつまでも若々しくて颯爽とした男前。
極にゃみ的にはけっこうファンだったりなんかして・・w
四国にお住まいなのだが、以前に何年か過ごされた北海道から連れてきた「山わさび」をご自宅で栽培されているそうで、少しおすそ分けに与った。
アブラナ科の植物で北欧原産の移入種だそうだが、畑から脱走して北海道の山野で自生しているらしい。本ワサビに比べて栽培が容易なため、市販の練りワサビの中には山ワサビをベースに着色し、少々本ワサビを混ぜて「本わさび(入り)」と書いているものもあるそうだ。
とりあえず生でかじってみたら、香気ゆたかでシャープな辛さがいい感じ~・・
とりあえずはすりおろして・・・
しょうゆを混ぜて・・
ゴハンにのっけて食ってみた!ら、
か、から~い!Too sharp!!鼻に抜ける鮮烈な香気!
う、ウマ~イ!本わさびは割とシャープな中にも柔らかな甘さを併せ持つ感じだけど、これはひたすらシャープ!なにか工夫して、酒のアテに仕立ててみたい感じ。
これを本わさびのまがい物なんて言っては気の毒。全く別の美味だと思う。土に埋めておいたら芽が出たりしないかな~・・?
※後日記;
漬けておいたら根が出た! → ををっ!?
土に植えたら目が出た! → 山わさび、発芽
春のような暖かい雨の中。大谷庭園で薫りもゆかしく咲いているのは・・・
かそけき佇まいが、えも言えず美しい蝋梅(ロウバイ)。
気品ある薫りが周囲をやわらかく包んで、春の足音がもうそこまで来ていることを静かに告げているかのよう。
紫紺野牡丹(シコンノボタン)・・・
ブラジル原産で秋に花を咲かせるはずのこの子が一緒になって咲いてる理由がよく理解できないんだけど、まぁ植物には植物の都合があるんだろう。そう言えば去年の春先もロウバイと一緒に咲いてたような気がする・・
まだ少し暑いけど、秋の花がちらほらと咲いて山歩きに出たくなる季節・・
六甲山周辺で今咲いている花たちをご紹介。
まずは、キク科コウヤボウキ属のコウヤボウキ。
個性的な花で、地味だけどよーく見るとなかなか可憐。よく分枝するので、高野山でこれを束ねてほうきにしたとかしないとか・・
草っぽいけど、落葉小低木。
ハナヤクシソウ・・?かな。
キク科はアレルゲンなんだよなー・・・
もしかしてアレはコレが原因?
リンドウ科センブリ属のセンブリ。
健胃薬として知られ、非常に苦いことから、1000回振ってさらしても苦い・・っていうのでセンブリ?
星型の花がとても可憐。
蓬莱峡では、紫がかった花を発見。
シコクママコナ。ゴマノハグサ科の半寄生植物。
ぱっと見て「シソ科?」って思ったけど、マダマダ見る目がないなぁ・・
ウメバチソウ。
ユキノシタ科ウメバチソウ属。
明るい湿地に生える植物。花の形が梅鉢紋に似ているからこの名がついたとか・・?
六甲山系では非常に珍しいらしい。
うーん、初めて見たかも。
野生か植栽かわかんないけど、甲山神呪寺のあたりに生えてたヒイラギモクセイの花。ヒイラギとモクセイの雑種で、雌雄異株なんだけど日本には雄木しかないので花が咲いても結実しないそうだ。
ところでヒイラギっていうのは面白い木で、木が小さい間は葉っぱがトゲトゲだけど、大きくなるとトゲがなくなって全縁に・・丸くなってくるらしい。
極にゃみ的には最近、好戦的になることが減って、とても丸く温厚になってきたと思うんだけど・・
アレレ?昨日酔っぱらって過激発言してたのはダ~レ、って? さー・・?あんまり覚えてませんね。。。
地味な花だが、よく見ると清楚で美しい。
コウヤボウキでもないしなんだろう・・と思いつつ、調べてみたら“オケラ”だった。
信州の里謡で「山でうまいはオケラとトトキ。里でうまいはウリ、ナスビ。嫁に食わすも惜しゅうござる」と謳われるように、オケラの若芽は山菜として名高い。また、根は生薬としても用いられ、元旦に飲む「屠蘇」を作る「屠蘇散」の主薬だ。京都の八坂神社で大晦日に行われる「朮参り(おけらまいり)」も、このオケラの根を焚くと邪気を払い疫病を除くとされる薬効?によるものらしい。ハデな自己主張はしないけど目立たぬ実力派、ってところか?
地味で人目に立たないことから、秘めた想いや人目を忍ぶ恋の比喩として万葉時代から歌に詠まれてきたそうである(当時は“うけら”)。
恋しけば 袖も振らむを武蔵野の うけらが花の 色に出なゆめ
コクらなくてもいい自己完結な想いってのもあるよな。
10月10日と言えば“好天の特異日”。晴れの確率が高い日として知られている。
カラっとはしてるけど日中はかなりの日差し。おでかけにはまだまだ日傘が必携かも・・
街路樹の“コブシ”の実がきれいに色づいて、青空に映えている。花の頃に「コブシがキレイだな~」と思って見てたのに、花が終わるといつの間にかすっかり忘れて「このヘンな実のなる木、何の木?」だなんて。
実が目立ち始めた頃に気になって、“はなせんせ”で教えてもらってコブシと判明。
でこぼこの実が、子どもの握りこぶしに似ているから“コブシ”と呼ばれるようになったとかって説もある。(つぼみが似ているという説も・・。でも明らかに実の方が似てると思う。)中には、真っ赤な実が入ってて、熟すとはじけて出てくる。
極にゃみ的には初めて見たにゃ~・・・
それから・・さらに怪しい実。今年は豊作・・
こいつは、植え込みに勝手に生えてる“野良ダチュラ”の実。全草にアルカロイドが含まれてるから要注意。花は真っ白でとってもキレイなんだけど、ハーブティーみたいに飲もうとして?幻覚作用を起こし、自分のカラダの一部を植木鋏でバッサリ切り落としちゃったという恐ろしい事例があるそうだ。いったいどんな幻覚が・・・こえぇ~。
上高地から涸沢あたりまで、可憐な「野紺菊(ノコンギク)」がたくさん咲いてた。
路傍の地味な花だけど、薄紫の小花を房咲きに咲かせて、とても清楚な表情が魅力的。
リンドウもたくさんつぼみをつけていたし、ナナカマドの実が赤く色づいてきれいだった。
ハクサンフウロ、コイワカガミ、センジュガンピなどもまだ咲き残っていた。
シラタマノキが可愛らしい実をつけていたのも印象的だった。
でも、曇り空の下ではあんまり写真がきれいに写らないんだなぁ~。
今回の山行はあんまりいい写真がなくてアルバムが作れないんで、ちょっとだけUPデス。
ところで・・今回、吸血虫被害により“お岩さんFace”になっちゃったんだけど、帰りに立ち寄った薬局でいただいたお薬が劇的に効いて、まだ少しまぶたが腫れぼったくて赤いけど、なんとかお出かけできるレベルの状態に。ってワケで今日の取材は無事終了。ありがたい・・
六甲山上では、初秋の花がちらほらと開花開始。
ヒメヤブラン。
小さくて地面でこっそり咲いてるから、よほど注意深く探さないと目に入らない。
でも花はとても可憐・・
クサアジサイ。
これも可憐な花。
西洋アジサイの方は今、こんな感じ。
きれいなブルーの色が抜けて、緑色に変化したりとか、
シックな秋色アジサイに変身中。
ボタンヅルとか、
よく似たセンニンソウとかもたくさん咲いてる。
でも、やっぱり主役はなんたってヤマジノホトトギスかな。
ゲンノショウコも咲いてた。
今日は“山の案内人”でした。
山上は涼しくて、でも案外訪れる人は少なくて、のんびりと過ごすことができました。
インタープリテーションツアーは、別荘に滞在中という中学生のコバヤシ少年一人だけ。もう一人の案内人さんにすべてお任せして、参加者モードで楽しく観察・・
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